高橋一生が主演を務め、蒼井優がヒロインを演じる映画「ロマンスドール」が本日公開!
一目で恋に落ちて結婚した妻との日々を描き、”ラブドール職人”という型破りな設定とセンセーショナルな展開に多くの話題と共感を呼んだ小説「ロマンスドール」。原作者のタナダユキ自らが脚本・監督を手掛け映画化されました。
美人で気立てのいい園子(蒼井優)に一目惚れして結婚するが、自分がラブドール職人であることを隠している哲雄(高橋一生)。平穏で幸せな生活が続く中、仕事にのめり込むあまり、園子とは次第にすれ違いが増えていく。いよいよ夫婦の危機が訪れそうになったとき、園子は胸の中に抱えていた秘密をポツリと打ち明ける―――。
結婚直後は誰しも仲が良いものですが、夫婦生活が長くなるとマンネリ化してしまい同時に熱もさめて冷めていく。。そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。作中では夫婦愛が徐々に変化していく描写を淡々と過ごす日常の中でリアルに表現しています。互いに噓、秘密を抱え、言い出せないまますれ違ってしまう。ほんとの愛とは何かを考え、大切な人の傍にいられる今を、より大事にしなければと思える作品です。
主演の高橋一生さんは役を演じるにあたり、実際にラブドール工場を見学し、ドールづくりについて学んだそう。「工芸的な感覚で一つの作品として作り上げる姿を見て哲雄を演じる心構えができた」と話されました。蒼井優さんと作り上げる夫婦像は一見穏やかながらも、もがきながら“ほんとの愛”を見つけ出そうとする男女の姿が表現されています。それぞれの変わりゆく心情を熱演された2人の芝居も本作の見どころの一つです。
夫の噓と、妻の秘密。それぞれの思いを抱えながら、夫婦としてどんな答えを見つけるのか?変わりゆく男女の感情をリアルに映し出す、美しく儚い、大人のラブストーリー。大切な人と一緒にご覧になってみてはいかがでしょうか。
(記事:柏原美紀)