コロナ禍で外出中は酷暑・残暑のなかマスクをしながらの熱波行動、自宅やオフィスにこもると冷房の効いた空間で冷え……。
そんな不安定な真夏の毎日を過ごしていると、冷えによる体調不良が、足音もなく静かにおそいかかっているの、気づいてる?
―――漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品は、この夏の冷えによる実態を調査し、夏の冷えによる体調不良などに有効な漢方薬などを公開した。
身体が冷えるとどうなる?
まずは、身体が冷えるとどうなるか。漢方では、人の身体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考えられ、この3つがバランスよくめぐっていることで心身の健康が保たれる。
「気」は目には見えないが人の身体を支えるすべての原動力のようなもの、「血」は全身の組織や器官に栄養を与えるもの、「水」は飲食物中の水分からできた、体をうるおすものといわれている。
冷えや冷房病による不調の原因は、「血のめぐり」が悪くなっていることや、「気」と「血」が減っていること、また、身体を温める機能が弱っていることなどが考えられる。
さらに、夏場は睡眠不足にもなりがち。厳しい暑さや室内外の急激な温度差、寝苦しさによって体力を消耗してしまうことで、十分な睡眠がとれないことがある。
3つにあてはまったらあなたも冷房病かも
そして、次の3つにあてはまったら、あなたも冷房病かもしれないから要注意。
◆夏でも手足が冷える
◆冷房がきいた部屋にいると気分が悪くなる
◆食欲が落ち、栄養不足を感じる
―――こうした冷え・不眠・冷房病などには、漢方薬もいいといわれている。漢方は、一時的な対症療法ではなく、原因から改善し、身体のバランスを整えていくことを目的としている点もポイント。
ということで、クラシエ薬品がすすめる、冷え・不眠・冷房病などに有効な漢方薬は……?
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
まずひとつが、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)。
血流や「気」の巡りの悪化によっておこる冷えに効果的。
身体を温める熱をつくるのを手助けし、手足など末梢を温めるとともに、身体の内部にもはたらき、冷えによる諸症状を改善する効果がある。
冷えだけでなく、頭痛、腰痛、下痢や月経痛にも効いてくれる。
加味帰脾湯
もうひとつが、加味帰脾湯(かみきひとう)。
消化器のはたらきを助けながら、足りない「血」を増やしたり、「気」を巡らせることにより、気持ちを落ち着かせ、不眠を改善してくれる。
貧血、不眠症、精神不安、神経症などに効き、弱っている身体を整えてくれるから、貧血気味な人に効果的という。
まずは自分の体質を知る!
「体調が優れないけど、どんな漢方薬を選べばいいかわからない」
そんな人は、まず自分の体質を知ってみるのもあり。
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漢方では体質を6つのタイプに分け、体質によってなりやすい症状や対処法が決まっている。そこで、この「からだかがみ」サイトの質問に答え、自分の体質を知ることが、症状の改善・体質改善につなげてみて↓↓↓
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