学生が本気で商売を学び実践する、47都道府県地域産品セレクトショップ
三菱地所株式会社と株式会社中川政七商店は、東京駅日本橋口から徒歩5分のTOKYO TORCH内銭瓶町ビルディング1Fに、学生が本気で商売を学び実践する47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」を開業します。
この店舗では2か月ごとに特集地域が入れ替わり、日本各地のセレクト商品を手に取ることができます。
今回(2022年8月2日~2022年10月2日)は、「アナザー・キュウシュウ展」と題し、初の企画展が行われます。九州出身の人には自分の地元に帰ってきたような懐かしさを、他の地域の人には旅先を巡るかのような新しい発見がある展示となっています。
また、店舗にはセレクトショップの他にカフェも併設されています。
「淹れる」をテーマに、喫茶文化をリスペクトしたティー&コーヒースタンド。ランチには軽食、夜はアルコールドリンクの提供もあり、カフェ&バーとして営業予定です。
アナザー・ジャパン(第1期店舗)
開業日:2022年8月2日(火)11:00
場所:東京都千代田区大手町2-6-3 TOKYO TORCH
銭瓶町ビルディング1階ぜにがめプレイス(最寄り駅:東京駅・三越前駅)
業態:ショップ&カフェ (※キャッシュレス決済のみ)
営業時間:ショップ11:00~20:00 カフェ平日8:30~21:30・土日祝10:00~19:00
休業日:ショップのみ隔月2日間(企画展入れ替えのため)
電話番号:ショップ 03-6262-1375 カフェ 03-6262-1384
2か月ごとに店内が変身!ワークショップも開催
アナザー・ジャパンは2か月ごとに特集地域が入れ替わります。キュウシュウ展からスタートし、ホッカイドウトウホク展、チュウブ展、カントウ展、キンキ展、チュウゴクシコク展と続いていきます。
初回展示のキュウシュウ展では「宴」をテーマに、宴の準備から装い・乾杯・贈り物など約350点もの地域産品が勢ぞろい。週末には人形の絵付けや竹細工などのワークショップも楽しめます。
学生がほぼすべてを手掛ける!
アナザー・ジャパンを取材し筆者が一番すごいと思ったのは、学生がすべて主体となり経営しているところ。学生たちで経営・企画展運営・店舗運営・プロモーションから接客販売まですべて行います。
経営計画からコンセプト策定、売上管理・在庫管理などなど・・・商品も各地域に担当者が赴き、現地でセレクトし、仕入れています。
アナザー・ジャパンプロジェクトとは
三菱地所がプラットホームを提供し、中川政七商店が小売業のノウハウ教育を施しながらメンターとして学生の経営に伴走するプロジェクト……それが「アナザー・ジャパンプロジェクト」です。「アナザー・ジャパンを通して地域・経営を学び、将来自分の働く場所として地元を誇り選択する、そして地方に若者が戻ることで地域活性化する」という目標を掲げています。
アナザー・ジャパンは5年の歳月をかけて育てていく中長期型プロジェクト。2022年8月に第1期店舗を開業し、2027年度には第2期店舗を予定しています。
今回の第1期生は2021年12月に募集し、200名の中から18人が選ばれました。第1期生たちはその後、中川政七商店による講義講習を受け実践。それぞれ各分野のエキスパートとして専門分野の学びと実践を積み重ね、総計2640時間を超える研修・準備期間を経て開業します。
学生たちを応援したい、見てみたいという方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。学生の熱意と努力、今の時代だからこそできる体験、輝けるものがあるのではないでしょうか。