ここは愛媛県の県庁所在地―――松山市。
実はいま、松山ならではのティータイムが注目を集めている。キーワードは、「お接待の心」。
この松山市ティートレンドを詳しく発信しているのが、松山ローカルエディターズ。
愛媛県松山市の魅力を全国に発信すべく、地元のライターや編集者などが2021年にチームを結成。松山市のトレンドやコア情報を note で定期的にアップしている。
「松山市民が愛する味は、こだわりとアイデアで進化が続く味」といわれる松山市の人たちの「お接待の心」がわかる注目レポートを、ここでチェック↓↓↓
松山の「醤油餅」は磯部焼じゃない! 松山の伝統的なローカル菓子
「醤油餅」と聞くと、磯辺焼きのイメージを持つ人が多いなか、松山人がイメージする醤油餅はちょっと違う。
醤油が練りこまれた和菓子で、上新粉に砂糖、醤油、生姜汁を合わせて湯でこね、蒸して作るのが一般的な松山では馴染みのある和菓子。
白石本舗は、1883(明治16)年開業。餡入り醤油餅の元祖で、餡入りの「あん醤油」、「すや」と呼ばれる餡なしの「すや醤油」、醤油以外にも抹茶や柚子味の看板商品がある。
松山のローカルな味として人気が高い。2023年の開業140周年に記念販売を予定している玉手箱のような和菓子の試作品もnoteで紹介しているから、チェックしてみて。
家族経営でつなぐ、伝統を守りつつ食べる人のことを思う新たなお菓子も
昭和35年創業。ここは地元を愛し、地元民に愛されるまちのお菓子屋さん「林仙堂」。
ていねいにこしらえた和菓子から、郷土菓子、和洋の創作菓子までを手づくり。しかも、そのどれもが手に取りやすい価格とあって、地元の老若男女に愛される老舗。
林仙堂の人気商品「もちもち生どら焼き」は、第26回全国菓子大博覧会で橘花栄光章を受章するなど、名実ともに林仙堂を代表する商品。
「伊予の焼餅 逆みたらし」は、名前の通り餅の中にみたらしのタレを入れた、普通のみたらし団子とは「逆」の商品。
タレが口につかず気軽にパクッと食べられるとあって、女性にも人気。食べる人のことを想うこだわりの商品が並ぶ、地元民に愛されているお菓子屋さんに注目を。
バリスタではなく、ロースターの主人はコーヒーを点てる!
苦い真実は甘い嘘に勝る、手焼珈琲 RODAN を訪ねて―――。
2017年、柳井町商店街にオープンした「rodan caffé」の主人は松山では名の知れたコーヒーロースター(焙煎人)。
人気は、自家焙煎する深煎りの豆。主人はコーヒーを淹れることを、「コーヒーを点てる」という。
日本の茶道にも通ずる精神から来てるのか、凛とした美しい所作で点ててくれるコーヒーはとても味わい深い。
「ぼくは抽出を専門とするバリスタではなくて、焙煎を主体とするロースター。前日に焼いた豆を翌日の朝食に使うんですけど、毎朝、妻がコーヒーを淹れてくれるんです」
どんなに不味い豆でも、どれほど美味い豆でも、常に同じ点て方なので、今日の豆の良し悪しがわかる。奥さんと二人三脚でつくりあげた味はブレがない。
―――ということで、松山で進化する茶文化トレンドをさらにもっと知りたい人は、松山ローカルエディターズの note をチェックして、現地で「お接待の心」を体感してみて↓↓↓
https://note.com/matsuedi