国内の死因トップで、日本人の2人に1人以上が患うといわれている病―――癌(がん)。

国民の半数が癌(がん)になるといわれているにも関わらず、身体的・時間的な負担が大きいことから、検診率は50%にも満たないうえに、コロナ禍で"受診控え"もふえている。

そんながん検診の現状を打破すべく、画期的ながんリスク発見ツールが登場した。

それが、セルクラウド『マイクロCTC検査』サービス

セルクラウドは、たった1回、5分の採血だけで全身のがん(血液がんを除く)リスクを発見できる『マイクロCTC検査』サービスを3月1日から応援購入サイト「Makuake」で先行販売を始めた。

『マイクロCTC検査』は、血中に漏れ出した、浸潤・転移の高い能力を持つ『間葉系のがん細胞』だけを特定し、特異度94.45%で捕捉することができる検査手法。その画期的な仕組みを、現状のがん検診と比べながら、詳しく見ていこう。

検査費用や検査にかかる時間的な負担も非常に大きい、従来のがん検診

がんの5年生存率は、その進行度合いによって、ステージ1の場合は平均94.0%、ステージ4で平均23.0%と、70%以上も異なることが分かっており、定期的ながん検査による早期発見が何よりも重要。

しかし、従来のがん検査で全身をくまなくチェックしようと思った場合、部位ごとにCT、MRI、胃・大腸カメラ、エコーなどさまざまな検査を組み合わせる必要があり、検査費用や検査にかかる時間的な負担も非常に大きい。

またさらに万が一『がんの疑い』が見つかった場合にも、良性か悪性かを判断するためには、その組織の一部を採取し(生検)、顕微鏡でがんを診断(組織診断)することが必要だった。

がんリスクを精度94.45%で検出するセルクラウド「マイクロCTC検査」

セルクラウドは、このがん検査における時間的・身体的な負担をなくすべく、CTC(Circulating Tumor Cells =血中循環がん細胞)の検査手法について研究。

CTCとは、血管内に漏れ出し血中を循環するがん細胞のことで、CTC検査とは、この血液中のがん細胞を検出することで、がんを発見することができるリキッドバイオプシーの最先端のがん検査になる。

欧米ではすでに29,000もの関連論文が発表され、米国FDAからも承認を受けている、がん研究・治療現場で最も注目をされている先端がん検査のひとつ。

がん細胞は悪性度の低い『上皮性のがん細胞』から上皮間葉転換を経て「浸潤・転移の高い能力」を持つ、悪性度の高い『間葉系のがん細胞』に進行することが知られている。

セルクラウドの『マイクロCTC検査』は、欧米で主流のCTC検査の品質・検査精度をさらに進化させたもので、この悪性度の高い『間葉系のがん細胞』のみを特定し、特異度94.45%の精度で検出できる。

検査に必要なのは1回、5分の採血のみで、がん細胞そのものを捕捉するため、従来の検査手法に比べて安全で手軽かつ明確に全身のがんリスクを判定できる。ここが最大の特長だ。

『マイクロCTC検査』サービスを「Makuake」で3月1日から先行販売

セルクラウドは、『マイクロCTC検査』サービスを、3月1日から応援購入サイト「Makuake」(マクアケ)で先行販売を開始。検査開始時期は、5月上旬予定。

たった1回、5分、4ccの血液のみで検査できることから、従来の検査手法とくらべて時間的、身体的な負担を大幅に軽減できることから、すでに先行販売で完売しているパッケージもあるから、気になる人はチェックしてみて↓↓↓
https://www.makuake.com/project/micro-ctc/

セルクラウドはまた、初年度の目標として、累計検査数1500件、国内の取り扱いクリニック数150施設をめざし、幹部人材の採用もすすめていくという。

3月1日にマクアケ本社で開かれた発表会では、セルクラウド 中島謙一郎 代表取締役社長、 CTC検査事業責任者/マイクロCTC先進医療研究所所 太田剛志 所長、マクアケ 坊垣佳奈 取締役らが登壇し、『マイクロCTC検査』サービスへの想いなどを語った。

セルクラウド 中島謙一郎 代表「がんの再発の早期発見にも役立つ」

「わたしがかねてより注目していた、リキッドバイオプシ―の最先端の技術を使って、たった1回の採血だけで『全身のがんリスクが明確にわかる』という画期的な検査を、こうしてサービス化できたことをたいへんうれしく思います。

従来の遺伝子や尿・唾液などによる早期スクリーニング検査では、がんの人は「こういう因子を持っている人が多い」「尿からこういう匂いがする人が多い」と、間接的な傾向値を元にリスク指数のみを提示しております。

そのため検査結果を見ても信頼感や納得感に課題がありました。それに対しマイクロCTC検査は血中に流れる悪性度の高い『がん細胞そのもの』を直接捕捉してその個数まで明示できますので『提示されたがんリスクに対する圧倒的な納得感』があります。

また、従来のPET/CT/MRI等の画像診断でがんの疑いが見つかった場合、がんの確定診断のためには、生検・病理診断によるがんの組織の特定が必要なのですが、肺や内臓の生検はリスクが大きく実施できない場合が多いため、確定診断できないまま(進行するリスクがあるのに)ずっとようすを見たり、わからないまま切除手術に踏み込むなどの厳しい判断に迫られます。

そのような場合もマイクロCTC検査は、そのがんの疑いが良性か悪性かの大きな判断材料となるでしょう。またがんの再発の早期発見にもお役立てできると考えています。

この検査の普及により、がんの早期発見・早期治療が進み、がんの不安と苦しみがない世の中になることをめざします」(セルクラウド 中島謙一郎 代表)

マイクロCTC先進医療研究所所 太田剛志 所長「ステージ1未満の超早期がんも発見できる」

「わたしは、悪性腫瘍を専門に、がんの専門医として多くのがん患者の治療にあたりました。また順天堂大学医学部の先任准教授として、多くの若手医師の指導を行ってまいりました。

CTC検査の話を初めて聞いたときは、「本当にそんなものがあるのか?」と半信半疑でした。がんの専門医としてやってきた自分でも恥ずかしながらCTC検査のことは知りませんでした。

その後、PubMedという世界の医学論文の検索データベースを使ってCTCについて調べてみると、海外ではすでにたくさんの医学研究が進んでおり、2万9000件もの論文が検索でヒットしたのです。

その論文を一つひとつ読み漁るうちに、海外の最先端のがんの研究現場では日常的にCTC検査は使われており、CTCを測定することで、いままでわからなかったさまざまなことが明らかになってきていることを知りました。そこから、CTCの世界にどんどん引き込まれていったのです。

CTC検査はステージ1~4のがんの発見はもちろんのこと、ステージ1未満の超早期がんの発見、治療後の予後予測、再発・転移の可能性を知る手がかりとして非常に有用で、これまでのがん検査やがん医療の常識がこれによって大きく変わると信じております」(マイクロCTC先進医療研究所所 太田剛志 所長)

―――セルクラウドは、現在のがん検診状況などを打開すべく、より安全で手軽かつ明確に全身のがんリスクを判定できるこの「マイクロCTC検査」を一人でも多くの人に利用されるよう尽力し、「がんの不安と苦しみをなくす」というミッションを実現していくという。

◆セルクラウド
https://cellcloud.co.jp/

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