海外旅行需要の高まりによって、再び脚光を浴びているバリ島。そんなバリ島を代表する観光客向け施設が「アヤナエステート」です。それぞれ特徴を持った4つのホテルが隣接する同施設。中でも「アヤナリゾート&スパ バリ」と「リンバ ジンバラン バリbyアヤナ」は、それぞれ2019年のワールドトラベルアワードを受賞しています。「アヤナリゾート&スパ バリ」にいたっては各旅行サイトで軒並み人気ランキング1位を獲得。バリ島を知り尽くしたホテル副支配人、園田美知さんに楽しみ方を伺いました。

敷地内にレストランは26店舗


-なぜアヤナエステートは日本人観光客から支持を得ているのでしょうか?

園田:やはり「バリを感じるデザイン」が大きな要因と言えます。当施設は森をコンセプトとしており、リゾート内を自由に行き来することができます。海とともに豊かな木々の自然を楽しめるグランドデザインは、アヤナの特徴です。また、各部屋もバリを感じることができる仕様です。インドネシアの伝統的なデザイン「バディック調」が節々にあしらわれており、部屋に入った瞬間「バリに来た!」と感じてもらえるでしょう。

-アヤナエステートの敷地は約90ヘクタールとのことですが、ホテルや自然以外にどんなものが楽しめますか?

園田:レストランですね。敷地内にレストランは26店舗あります。中でも一度は訪れて欲しいのが「アヤナリゾート&スパ バリ」にある「ロックバー」です。

-詳しく教えてください!

園田:ロックバーは大岩の上に建てられた全880席のレストランです。断崖絶壁の上にあるので、風や波など大迫力の自然を満喫することができます。ロックバー最大の魅力は「サンセット」です。ホテルに滞在していない人もロックバーでサンセットを見るために16時頃から並び始めます。約1時間で満席になる人気ぶりです。

-親子で楽しめるのでしょうか。

園田:もちろんです!大人は「ロックマイワールド」や「チェイシングザサン」といったオリジナルカクテルが楽しめます。お子様に人気なのは「チキンポップコーン」ですね。また、宿泊者は17時から予約が可能です。ロックバーへはゴンドラを利用して向かいます。この移動もまた、お子様が楽しめるアクティビティだと思います。

東南アジア初の子ども向けプログラムも


-他にも子どもが楽しめるプログラムを用意しているそうですね。

園田:はい。外出制限が無くなり海外旅行需要が高まっている昨今、「子どもの教育に良いイベント」、「子どもと一緒に楽しめるアクティビティ」といったニーズがあります。そこで企画したのが、ガイドポストによる東南アジア初の2歳から6歳を対象にしたサマーキャンプと7歳から12歳を対象にしたグリーンスクールです。

-なるほど。非日常の体験ができそうです。

園田:ウブド地区周辺のジャングルを利用した林間学校ですね。サマーキャンプは英語と中国語に対応しており、海外の友だちとコミュニケーションが図れるようになっています。大自然の中、年の近い子どもたちが協力して何かを成し遂げる。これはとても貴重な経験になるでしょう。子ども向けのサマーキャンプ、グリーンスクールは東南アジア初のプログラムとなっています。

-ありがとうございます。その他、バリ島の楽しみ方も教えてください。

園田:まず、バリ島と言えば海やホテルのプール。新型コロナウイルスの影響で、多くの子どもは海やプールに行けなかったと思います。この夏はぜひ、たくさん泳いでもらいたいですね。それからバリ島とフローレス島を組み合わせるプランもおすすめ。バリ島からフローレス島へは飛行機で約60分。フローレス島は、コモドドラゴンが生息するコモド島へアクセスできますよ。

海外旅行となると「子どもが楽しめるか心配」と考える親も少なくありません。バリ島、アヤナエステートならとても貴重な経験が、親子でできそうです!

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