わたしの体、あなたの体。それぞれ異なるこの体から、アートとテクノロジーを介して多様なイメージが湧きだす空間―――。

そんな展覧会が、東京・有楽町の「SusHi Tech Square」で8月30日~11月19日に開催される。

題して「わたしのからだは心になる?」展

「わたしのからだは心になる?」展(東京・有楽町 SusHi Tech Square 8/30~11/19 開催)は、テクノロジーの進展とともに、わたしたちの身体感覚はどのように変化してきたかが体感できる展覧会。

スマホの登場から生まれた指先の感覚、ゲームや VR のなかにいる自分、また今後は AI や自動運転などの普及によって、機械と身体との境界はますます曖昧なものになっていくかもしれない。

いっぽうで、わたしたちは一人ひとり異なる体を持ち、細胞や臓器など体の内側までをコントロールできない。

自分の体はいつだって、ままならないもの。見方を変えれば、自身の体のなかには、まだまだ未知なるイメージが眠っているともいえる―――。

「わたしのからだは心になる?」展(東京・有楽町 SusHi Tech Square 8/30~11/19 開催)では、アートとテクノロジーを駆使し、現代の「身体」のありようを鋭く問いかける作品群が集結。

ここでは、自分固有のものだと思っていた体が、まったく異なるカタチや感覚になる体験や、社会のなかの身体の存在を考える場になるはず。

今回は、8組のクリエイターによる作品を展示。また、東京都内3団体の「身体」をテーマとした研究・開発の事例を関連展示として紹介する。

そんな、大人から幼児まで、考えて楽しめる展覧会「わたしのからだは心になる?」展の注目ポイントが、これ↓↓↓

思考の遊び場 プレイグラウンド

会場中央には、イベントスペースを兼ねた自由空間「プレイグラウンド」を設計。

ちょっとした休憩や作品に関する意見交換をしたり、仕事や勉強を行うなど自由に使える。多彩なイベントも開催予定。

解釈を楽しむ アートコミュニケーター

会場には、鑑賞者の解釈や理解を助けるアートコミュニケーターが常駐。

コミュニケーターによる、予約不要の鑑賞ツアーも毎日実施。「アートは難しい」という人にも、分かりやすく解説する。

未来を言葉に ボイスウォール

会場中央のプレイグラウンドには、「ボイスウォール」と呼ばれる壁を設置。

展示を体験したあとに、未来に対する鑑賞者一人ひとりのイメージを書いて貼っていただくことで、「わたしの未来はどうなるのか?」考える機会に。

ちなみにこの会場「SusHi Tech Square」は……

この「わたしのからだは心になる?」展の開催会場「SusHi Tech Square」は、もともと無印良品 有楽町店(2018年閉店)があった場所。

もともとこの空間は、旧東京都東六号庁舎跡地に開業した商業施設「有楽町インフォス」や、その後の「東京スポーツスクエア」という名の空間だった。

そこを東京都は、「持続可能な新しい価値」を生み出す「Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo」を推進する取組の一環として、「SusHi Tech Square」1階フロアを8月30日から開設し、オープニングとなる第1期展覧会として8組のクリエイターによる「わたしのからだは心になる?」展を開催するというわけ。

「SusHi Tech Square」の1階では、アートとテクノロジーを触媒に、常識や固定観念をくつがえす新鮮な視点を一人ひとりが発見し、日々の生活や思考を自由にする創発拠点として、未来の価値を共に創造していく展覧会シリーズ「PASs」(Playground for Alternative Seeds)=新たな種を育む思考の遊び場」を今後継続的に開催していくというから、要チェック。

今回の「わたしのからだは心になる?」展(東京・有楽町 SusHi Tech Square 8/30~11/19 開催)の詳細は、公式サイトをチェックして、行ってみて↓↓↓
https://sushitech-real.metro.tokyo.lg.jp/first

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