山口県岩国市・和木町、KDDI、ANAあきんどの4者は、11月14日から、岩国錦帯橋空港など3カ所で、オンラインチェックインなどを疑似体験するデジタルサービス体験型スマホ教室を開催する。
このデジタルサービス体験型スマホ教室では、Webブラウザーの使い方などの基本操作のほか、KDDI が同教室のために開発した QRコードリーダー(二次元バーコードリーダー)を活用し、空港でのオンラインチェックインや二次元バーコードを使った搭乗の疑似体験ができる。
こうしたデジタルサービスを疑似体験し、デジタルサービス利活用を促進。デジタルデバイド解消をめざしていく。
10月27日には、東京・銀座の GINZA 456 Created by KDDI で、同プロジェクトの説明会が行われ、KDDI 経営戦略本部 江幡智広 副本部長、ANA あきんど 池田暢也 執行役員 地域創生部長、岩国市 総合政策部 デジタル推進課 船本和利 デジタル推進班長、和木町 企画総務課 吉田郁也 主任主事が登壇。それぞれの目的や意図、期待を伝えた。
KDDI 江幡智広 副本部長「地域住民の生活の質向上へ」
「KDDIは2022年度から2024年度の累計で1,500万人のデジタルデバイド解消を目標に掲げ、各自治体との取り組みのほか、全国のau Style/auショップでのスマホ教室などを実施してきました。
本教室を通じて、これまでのデジタルデバイド解消の知見を生かし、さらなるデジタルデバイド解消および地域住民の生活の質向上を図ります」(KDDI 江幡智広 副本部長)
ANA あきんど 池田暢也 執行役員「活気ある地域づくりをめざして」
「ANAあきんどは、ANAグループで地域創生事業を担っています。自治体・地域事業者の皆さまと共に地域のさまざまな課題解決に取り組み、活気ある地域づくりをめざしています。
ANAあきんどが、山口県より委託を受け進める「山口型ワーケーション」において、2022年度ワーケーションツアーにKDDIの社員が有志で参加したことから本企画が実現しました。
山口型ワーケーションツアーの中で、地域貢献の一環で地域の高齢者向けにスマートフォンの操作教室を行う株式会社メタ・インフォの取り組みをプログラムにて体感するなかで、地域におけるデジタルデバイド解消が地域住民にとっても非常に重要なことであると再認識しました。
そこでこのたび、通信会社であるKDDIと、エアライングループである ANAあきんど ならではの取り組みとして、地域貢献とデジタルデバイド解消を目的としたスマホ教室を実施するに至りました」(ANA あきんど 池田暢也 執行役員)
岩国市 船本和利 デジタル推進班長「さらなる地域のデジタル化推進へ」
「岩国市では、これまで高齢者に対するスマートフォンの購入助成や訪問型スマホ教室など、幅広いニーズに対応できるよう市民向けデジタルデバイド対策を行ってきました。
このたび、岩国市に所在する特長的な施設を活用し、スマホ教室を実施することで、さらなる地域のデジタル化推進とデジタルデバイド解消を進めていきます」(岩国市 船本和利 デジタル推進班長)
和木町 吉田郁也 主任主「デジタルサービスの利活用促進へ」
「和木町では、昨年よりスマートフォン教室や、キャッシュレス決済の体験教室の開催など、高齢者の様々なニーズに対応できるよう、デジタルデバイド対策事業を行ってまいりました。
今回のスマホ教室を実施することにより、旅行趣味を最大限楽しんでいただけるよう、住民のデジタルサービスの利活用促進を図ります」(和木町 吉田郁也 主任主)
基本操作講座とデジタルサービス利活用講座を展開
今回のボデジタルサービス体験型スマホ教室では、基本操作講座とデジタルサービス利活用講座を展開。具体的なプログラムは次のとおり。
(1)基本操作講座
◆スマートフォンのWebブラウザーの使い方
◆スマートフォンでの検索の仕方([1] 音声検索、[2] 画像検索、[3] Google レンズ)
(2)デジタルサービス利活用講座
◆ANAアプリの日常でも使える便利で楽しい機能の使い方
◆ANAアプリでのオンラインチェックイン操作疑似体験
◆二次元バーコードを使った搭乗方法疑似体験
◆スマートフォンを使ったオンラインツアーの楽しみ方
―――開催場所・日時
(1)岩国市
◆岩国錦帯橋空港(2023年11月14日 13:00~15:00)
◆山ほたる(美川ムーバレー)(2023年11月20日 13:00~15:00)
(2)和木町
◆和木町文化会館講習室(2023年12月8日・12月15日 13:30~15:30)
―――各者の役割
◆岩国市・和木町:開催場所の提供、参加者の募集など
◆ANAあきんど:研修内容企画、社員のアシスタント派遣、効果検証など
◆KDDI:研修内容企画、講師派遣、KDDI社員のアシスタント派遣、効果検証など
GINZA 456「デジタルコネクションストーリー~平成ノスタルジーと村のミライ~」にも注目!
また、東京・銀座「GINZA 456 Created by KDDI(以下「GINZA 456」)」では、11月2日から、「デジタルコネクションストーリー~平成ノスタルジーと村のミライ~」を開催。
同イベントは、映像空間、インタラクションや AR で、平成ノスタルジーと、デバイドが解消されたちょっと先の未来を体験できる。
デジタルに触れる機会が不足している地域ではデジタルデバイド層へのサポートが課題となっているなか、銀座に訪れる人たちが、KDDI がめざす「誰もがデジタ化の恩恵を受けられる社会」を体感できる内容に。
まず、エントランスでは、プロダクトの進化を懐かしむホワイトを基調とした空間に、アナログ携帯電話からスマートフォンに至るまでの実機を展示し、プロダクトの進化とともに変化していった当時の生活を懐かしく感じる。
GINZA 456 地下1階で、時空を超えてデジタルがつなぐ物語の中へ
GINZA 456 地下1階では、映像で囲まれた没入空間と触ると変化する壁や、のぞくと説明が浮かび上がる AR で没入感ある、平成ノスタルジーと村のミライを体験できる。
壁面の吹き出しをタッチすると、壁面が変化。平成を象徴するシーンや、村の課題が解決されていくようすが映し出される。
また、吹き出しのなかの絵柄を AR カメラでのぞくと、平成の懐かしい「あるある」や、村でのデジタルデバイド解消に向けた取り組みの解説が浮かび上がる。
さらに、平成の絵文字が AR 上に表示され、自身でノスタルジーを感じる空間体験も楽しめる。
1階で「全国に広がる KDDI のデジタルデバイド解消の取り組み」を知ろう
GINZA 456 1階ショールームでは、地下1階で体験したデジタルデバイド解消について、KDDI の取り組みを通して詳しく紹介中。
KDDI が中期経営計画で掲げる、累計 1500 万人のデジタルデバイド解消に向けた取り組みを 7つのコーナーで展示しているから、こちらも要チェック↓↓↓
https://ginza456.kddi.com/