いまクルマ好きが注目する電気自動車といえば、Hyundai(ヒョンデ)IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)。
WRC(FIA世界ラリー選手権)をはじめとする世界のモータースポーツで培われた Hyundai(ヒョンデ)レーシングカーの遺伝子を受け継ぎ、超高性能 EV として生まれたモデルで、「すぐにサーキットに出れるレースカー機能」が惜しみなく注ぎ込まれた最強 EV。
6月にデビューし、さっそく攻殻機動隊 SAC_2045 とのコラボし、若年層のクルマ好きのココロをつかみ注目を集めた。
そんな Hyundai(ヒョンデ)が、こんどは高級コンドミニアムスタイルリゾートと手を組んで、“新しい EV体験”の場をつくり出す。
ヒルトンと連携し、国境を越えたZEV体験を
Hyundai Motor Company と ヒルトングランドバケーションズ が、「国境を越えたZEV(Zero Emission Vehicle)の体験」の場をつくり、潜在カスタマーを発掘していく。
両者は7月2日、ヒルトン東京お台場でパートナーシップ協定締結式を開催。Hyundai Motor Company Yoo Seok Chung(ジョン・ユソク)副社長と、Jeff Bernier(ジェフ・バーニアー)シニアバイスプレジデントが出席し、「両社が提供するプレミアムな顧客体験の提案」「新しいビジネスチャンスの模索」「ハワイを始めとする観光地でのサステナブルツーリズムの強化」の3つの主要協業領域で関連協業モデルを本格的に展開していくことで合意した。
ハワイでプレミアムなEV体験を
今回の協業で、Hyundai Mobility Japan は、今年の4月からハワイ・オアフ島の指定された場所で Hyundai 車を体験できる『Hyundai Mobility Passport』キャンペーンを展開中。
今回の ヒルトングランドバケーションズ との協業は、これをさらに強化する試みとして、今年の夏から『Hyundai Mobility Passport in Kona』プログラムに拡大展開させていく。
ハワイを舞台に選んだ理由は、伝統的な人気観光地でありながら、環境意識が高く、近年電気自動車の利用が増加していることから、本プログラムに最適であると判断。
Hyundai は同プログラムを通じて、旅行先でのEV体験を提供し、ヒルトングランドバケーションズの旅をより豊かで便利なものにすることで、顧客満足度の向上とブランド認知度の拡大を図っていく。
また同プログラムを中心に、各地域に適した形でEV体験プログラムを展開していく予定。まずは日本の旅行者向けプログラムから始め、将来的には EV の需要をみて適切な地域での拡大を計画している。
「より豊かな生活にはモビリティの進歩を」
Hyundai は「Progress for Humanity(プログレスフォーヒューマニティ)」というブランドビジョンにもとづき、新しいビジネスの取り組みにおいても「人」を中心にすえ、「より豊かな生活にはモビリティの進歩が不可欠」と信じ、モビリティサービス全般に対してのサービスを提供するモビリティカンパニーとして進化していくという。
「暮らすように旅するリゾート時間」
また、長期滞在型プレミアムバケーションオーナーシップ&エクスペリエンスを提供するヒルトングランドバケーションズは、大切な人との絆を深め、人生を豊かに彩る「バケーションのある人生」を提案してきた。
「毎年1週間」を基本に、沖縄やハワイ、アメリカを含む世界200カ所にある高級コンドミニアムスタイルのリゾートを所有し、暮らすように旅をする新しいバケーションスタイルを提供している。