きょうから10月。あっというまに年の瀬をむかえ「大掃除」。
この大掃除という言葉を聞くと、ため息つく人、燃える人……人それぞれイメージいろいろ。
そんな秋口に、ダスキンが全国20歳以上の男女4,160人に聞いた20回目の大調査結果を公表した。
題して「第20回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査」。
注目トピックスは、次の5つのトレンド
◆大掃除実施率の推移と20年前との比較
◆2023年末の大掃除における夫婦間の満足度と取り組み
◆2023年末の大掃除の担当場所と性別による傾向
◆2023年末の大掃除を実施した日と費やす時間、世代別の特徴
◆プロへの掃除依頼の実態
―――ということで、ここでその調査結果ハイライトをチェックしていこう↓↓↓
2023年末の大掃除実施率52.6%、減少傾向
【大掃除実施率と20年前との比較】
2023年末の大掃除実施率は52.6%。20年前より実施率は10%減少した。
若年女性で時短志向の傾向
【大掃除実施率と20年前との比較】
また、20年前と比較し、全体の28.6%が「大掃除にかける時間が減少した」と回答。
とくに若年女性で時短志向の傾向。
満足度は夫婦間でギャップ
【2023年末の大掃除における夫婦間の満足度と取り組み】
自分の取り組みへの配偶者の満足度は9割と感じるいっぽうで、配偶者の取り組みへの満足度は夫婦間でギャップも。
「取り組む姿勢」がポイントに
【2023年末の大掃除における夫婦間の満足度と取り組み】
満足/不満のおもな理由は「成果」とともに「取り組む姿勢」がポイントに。
キッチンまわりが最も掃除頻度が高い
【2023年末の大掃除の担当場所と性別による傾向】
キッチンまわりが最も掃除頻度が高く、全体の68.8%が大掃除時に掃除。
女性は日常使用箇所、男性は?
【2023年末の大掃除の担当場所と性別による傾向】
性別による担当場所の傾向が明確。女性は日常使用箇所、男性は高所作業を担当する傾向。
12月最終週に大掃除、多数
【2023年末の大掃除を実施した日と費やす時間、世代別の特徴】
大掃除を実施した日は12月最終週が多数派。
日数は1~2日、60代は複数日に分け
【2023年末の大掃除を実施した日と費やす時間、世代別の特徴】
大掃除にかける日数は1~2日が主流。60代は体調を考慮し、複数日に分けて実施する傾向。
1日で大掃除を済ませる、最多
【2023年末の大掃除を実施した日と費やす時間、世代別の特徴】
1日で大掃除を済ませる人がもっとも多い。
プロ依頼はエアコン掃除が最多
【プロへの掃除依頼の実態】
プロへの依頼率は全体的に低いが、エアコン掃除の依頼が1番高い結果に。
今回の「第20回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査」では、全体の9.4%(2021年末から2ポイント増)が大掃除をプロに依頼し、男性(11.7%)が女性(7.3%)よりやや高く、とくに20~30代の若い世代での依頼率が高いことがわかた。
また、子育て世帯など時間的制約のある層で依頼率が高い傾向にある。最も依頼率が高いのは「エアコン」(6.7%)だった。
さらに、プロへの依頼の満足度は、「エアコン」「レンジフード・換気扇」は8割を超える結果に。
早めにプロに依頼、得意な部分に注力
【プロへの掃除依頼の実態】
これらの満足理由は「自分で掃除するよりもキレイになった」「自分では掃除できない場所の掃除ができた」ことが高い満足度につながった。
他にも、「除菌や消毒を意識して掃除してくれたから」「自分で掃除するよりも時間短縮になったから」という理由が挙げられ、プロだからできるクオリティの高さや世の中のライフスタイルの変化や時短志向も強まっていることからプロのハウスクリーニングサービスは、今後も依頼率は上がっていくと予想される。
とくにエアコンやレンジフード・換気扇などは、家庭での掃除で、毎年苦戦する場所や苦手な場所は、早めにプロに依頼し、得意な箇所や掃除しやすい箇所の大掃除に注力することで、効率的かつ時短化が達成できるという。
「AIと考える 汚れ・おそうじ未来予測2044」10/8公開
ダスキンは、年末大掃除の実態を調査・分析をはじめてから今年で20年。
この大掃除調査20周年を記念し、10月8日に「20年後の未来の汚れ」についてAI予測を実施した特別Webコンテンツ「AIと考える 汚れ・おそうじ未来予測2044」を公開。
生活の身近な汚れが今後どう変化するのか、私たちのおそうじとの向き合い方は変わっていくのか、AIの力を借りて20年後の未来の汚れについて予測するというから、これも注目を。
◆ダスキン
https://www.duskin.jp/