フランスのインテリアブランド「リーン・ロゼ」を代表するロングセラーソファ「ロゼトーゴ」の発売開始50周年を記念し、完全受注生産のソファ「にゃんトーゴ」が登場した。4月12日まで申込を受け付ける。

「猫とくつろげるソファ」というコンセプトにのっとり、生地表面を極細繊維になるまで起毛することでペットの爪などを引っかかりにくくした。また生地製造工程では2回特殊コーティングを実施しており、水拭きで簡単にお手入れできる高い汚れ除去性能を備えている。実際に触ってみると、柔らかい触り心地に猫も人も夢中になりそうな印象を受けた。

ロゼトーゴをライセンス生産するドリームベッド(本社:広島市)の担当者によれば、近年キッズ用の「ロゼトーゴミニ」をペット用に購入する方が増えてきたという。SNSではロゼトーゴと一緒に愛犬や愛猫を撮影して投稿する方も散見され、ペットも家族の一員という風潮が高まっている。「にゃんトーゴ」はそうした背景を踏まえて生まれたペット用のソファだ。

「ロゼトーゴミニ」はこの2/3のサイズ感。「にゃんトーゴ」は「リーン・ロゼ東京」(六本木)と「リーン・ロゼ新宿」で展示される。訪問する際は事前予約を入れるとスムーズだ

「にゃんトーゴ」商品概要

■商品名: ROSETTogo mini 2P(別名:にゃんトーゴ)
■申込期間:2月22日(水)〜4月12日(水)
■お届け予定:5 月〜6 月
■サイズ:W90×D68×H46×SH24 (cm)
■限定価格:110,000 円(税込)(本体価格:100,000 円)
■カラー展開:I アイボリー、BE ベージュ、LGR ライトグレー、DGR ダークグレー、DB ダークブルー
■お申込み:ロゼショップ、EC サイト、百貨店(大丸東京店・大丸インテリア館ミュゼエール・松坂屋名古屋店・新宿タカシマヤ・そごう広島店)
■特設サイト:https://www.ligne-roset.jp/togo50/model.html

50周年記念でプレミアムな限定生地も登場

「にゃんトーゴ」には50周年記念生地「Legacy Line -DENDEN-」を使用している。水で汚れが簡単に落ちる、肌触りが良い、猫のひっかき傷が目立ちにくいといった特徴を持ち、まさにペット用ソファに最適だ。本来ならHランク相当の生地だが、アニバーサリープライスとしてEランク相当の価格で提供する。販売期間は2023年6月30日まで。

また50周年記念生地として、ウルトラスエードにパンチングをして裏張りを施し、遠目で見たら単色、近付けば二色に見えるという限定生地も登場した。ウルトラスエードは一般にゴルフのグローブや高級車のシートに使用されており、経年で変化しにくく、耐光性に優れるという特徴がある。こちらは「Legacy Line -DENDEN-」とは異なり、なくなり次第販売終了となる。

ウルトラスエードにパンチングした限定生地

「Legacy Line -DENDEN-」とウルトラスエードのロゼオリジナルには50周年記念タグが付く

六本木ではとんだ林蘭さんの「特別なロゼトーゴの部屋」も

ロゼトーゴ50周年の一環として、六本木の「リーン・ロゼ東京」でアーティストのとんだ林蘭さんによる『特別なロゼトーゴの部屋』の公開が始まった。

とんだ林蘭さんはイラスト、ペインティング、コラージュ、立体、映像などの手法で作品を制作するアーティスト。CDジャケットや広告のアートディレクションも手掛ける。ロゼトーゴとの出会いは2年前。実物に触れて形の良さや座り心地が気に入り、愛用している。

『特別なロゼトーゴの部屋』はとんだ林蘭さんのアトリエそのままの雰囲気に、自分のやってみたいことを詰め込んだ「ちょっとヘンテコな空間」だ。たとえば竹垣を白くペイントしたように見える壁は775個ものトイレットペーパーからできており、その事実を知った後で改めて室内全体を見渡すと随分と印象が変わって見えた。

全体のデザインについては、中央にロゼトーゴを配置することはあらかじめ決めていたが、配色は周囲のものを選び終えた後で決定したという。六本木を訪れた際は、ぜひロゼトーゴに座りながらこの不思議な空間を楽しんでほしい。

リーン・ロゼ×とんだ林蘭『特別なロゼトーゴの部屋』

■開催日時:2月26 日(日)〜3月28日(火)
※各日 11:00〜19:00 まで
※最終日のみ 17:00 まで
■開催場所:リーン・ロゼ東京
東京都港区六本木 3 丁目 17-10 六本木デュープレックスタワー1階
■参加費:無料

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