東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村に、1万8000 床ものベッドを提供し、アスリートに最高の睡眠をサポートしてきた日本国内ベッドブランド―――エアウィーヴ airweave 。

エアウィーヴ airweave は、そのクオリティとホスピタリティで世界から注目を集め、その実績が高く評価されたことから、次のパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会オフィシャル寝具サポーターに就任。

パリ2024大会の選手村にエアウィーヴ airweave のベッド 1万6000 床を提供する。

東京2020大会で9割の選手が評価、持続可能な社会実現へも貢献

東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村に、1万8000 床ものベッドを提供したエアウィーヴ airweave は、東京2020大会で選手団へアンケートした結果、9割の選手から「よかった」と回答を得た。

また、大会終了後は、公共性の高い施設・団体に寄贈し、持続可能な社会の実現にも貢献できた。

フランス国内で製造・リサイクルへ

こうした実績を評価し、パリ2024組織委員会は、「ベッドマットレスはフランス国内でリユース・リサイクルすること」「ダンボールベッドはフランスの国内で製造し、フランス国内で再資源化すること」を条件に、エアウィーヴ airweave をオフィシャル寝具サポーターに決めた。

エアウィーヴ airweave 高岡本州 代表取締役会長兼社長は、「エアウィーヴの女性スタッフらがパリに何度も足を運び、すでにフランス国内でのリユース・リサイクル化するプロセスも構築されつつある。また、製造から再資源化までも、フランス地元企業の多くが参画を表明してくれている」と伝えた。

全アスリートに体形に合わせた「個別仕様化」可能なマットレス

選手は競技によって、体重、体形、筋肉のつき方が大きく異なることから、エアウィーヴ airweave は一枚のマットレスを表裏で硬さの異なる三分割構造にすることで、個々の選手の身体に合った個別仕様化マットレスに更新。

この方式は東京2020大会でも採用され、パリ2024大会ではさらに進化させたものを供給していく。

図のように、腰回りの筋肉が多いアスリートは、腰部分を硬めにすることで背骨が真っすぐになり、理想的な寝姿勢をキープ。寝返りがしやすく、睡眠中の身体への負担を軽減することができる。

エアウィーヴ airweave パリ2024大会モデルの特長

エアウィーヴ airweave パリ2024大会モデルは、表裏で硬さが異なる3つのパーツで構成。

腰のパーツを硬くすることで腰への負担を軽減したり、肩のパーツを柔らかくすることで寝返りをしやすくしたり、体形に合わせてカスタマイズができる。

カバーはボックスシーツ式を採用し、各パーツにインナーカバーを取り付けたことで、前大会の選手村に提供したファスナー式のベッドマットレスよりもカバーのつけ外しやパーツの組み替えがよりかんたんに。

また、カバーも中材もすべてリユース・リサイクルできる素材を使用し、パリ2024大会の目標であるサステナビリティの実現に貢献していく。

大会終了後、フランス国内の公共性の高い団体や教育機関などに寄贈予定

パリ2024オリンピック・パラリンピックの選手村に提供したエアウィーヴ airweave パリ2024大会モデルのマットレス類は、大会終了後、フランス国内の公共性の高い団体や教育機関などに寄贈。

パリ五輪デザインの掛け布団などは、選手へプレゼントし、ダンボール製のベッド筐体はフランス国内でリサイクルされ、再びダンボールに再生される。

パリ2024モデルを日本国内エアウィーヴ200店舗で展示、一般向けモデル販売も!

パリ2024大会の選手村に提供するベッドマットレスは、日本国内のエアウィーヴ200店舗に順次展示。

そして、一般販売も予定しているというから、楽しみ。「お客様にもトップアスリートと同じ寝心地を体感いただけます」とエアウィーヴは伝えていた。

「また、今後はこの技術を応用した一般向けモデルも開発をすすめ、これまで以上にお手入れがかんたんで、カスタマイズしやすい寝具をお客様にお届けします」(エアウィーヴ airweave 高岡本州 代表)

「エアウィーヴで眠ると体操の夢をみるようになった」

発表会に登壇したオリンピアン 石川佳純と内村航平も、「ベッドに寝転んだとたんにすぐに眠りにつけます」「朝の目覚めがぜんぜん違う」とエアウィーヴ airweave を絶賛。

「朝起きたときのすっきり感が違う。練習で疲れて疲労が溜まったときにぐっすり眠れてる。朝起きて、よりまたがんばろうとリセットできる。東京でもいいパフォーマンスにつながる睡眠につながった」と石川佳純がいうと、内村航平はこんなインプレッションで会場を笑わせた。

「ぼくも同じ。朝の目覚めが違うのを実感。寝返りもしやすいから、ぼくは体操で縦にも横にも回る体操選手だから、エアウィーヴ airweave で眠ると体操の夢をみるようになった」(内村航平)

パリ2024大会 組織委員会会長も期待

―――そして、パリ2024大会 組織委員会 トニー・エスタンゲ会長は、こう期待しコメントした。

「パリ2024大会選手村に実際に納品される寝具を発表できることを、うれしく思います。

わたしはもとアスリートとして、最高のパフォーマンスを発揮するために、質の良い睡眠がどれだけ重要かを知っています。

エアウィーヴの専門知識と経験のおかげで、すべてのアスリートに最適な睡眠環境を提供できると確信しています。

1年後にエアウィーヴの寝具が入った選手村で選手を迎えられることを楽しみにしています」

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