「イチゴ生産量日本一の県といえば?」
答えはもちろん、北関東の栃木県だ。冬の日照時間の長さ、美味しい水、肥沃な大地はイチゴの生産に最適で、1968年から55年連続で生産量日本一を譲らない。主力ブランド「とちおとめ」の名は広く知られている。
そんな栃木県が新たに開発した品種がある。「とちあいか」という。「とちおとめ」の後継品種として2018年に開発され、翌2019年から販売がスタートした。
粒が大きく甘いのが特徴で、ヘタの部分のくぼみが大きいので縦に切ればハート型になる。酸味が薄く、そのまま食べてもおいしい。イチゴの酸味はショートケーキなどの甘みを引き立てることもあるが、実は苦手……という方も少なくない。「とちあいか」はまさにそういった消費者向けの甘くて美味しいイチゴなのだ。
JA全農とちぎは、そんな「とちあいか」の魅力を知ってもらおうと、期間限定で「とちあいかカフェコラボ2024」と題したコラボ企画を実施。明日2月8日(木)から、「Afternoon Tea TEAROOM」16店舗でオリジナルスイーツメニューを提供するほか、宇都宮の「ISLAND STONE COFFEE ROASTERS 宮みらい店」では同品種をふんだんに使ったカフェを提供する。
前日となる7日(水)、都内で行われた報道向けの発表会・試食会ではJA全農とちぎ担当者がコラボの経緯を説明。「Afternoon Tea TEAROOM」商品開発担当者も登壇し、メニュー開発の工夫を語った。
フォトセッションでは「とちぎのいちご大使」としては今年で8年目となるコリラックマも登壇。フレッシュメイトとともに「とちあいか」のスイーツを楽しんだ。
とちあいかづくしのスイーツプレート(とちあいかのフルーツサンド&パフェ)
「Afternoon Tea TEAROOM」では紅茶付きの「とちあいかづくしのスイーツプレート(とちあいかのフルーツサンド&パフェ)」を提供する。
酸味が少なく甘さが際立つ「とちあいか」を贅沢に使用した2種のスイーツと紅茶を楽しむ、イチゴづくしのスペシャルセット。フルーツサンドはイチゴをキルシュ入りのホイップでサンドし、イチゴを使用したパフェではストロベリーコンフィチュール、練乳ミルクプリン、ジャスミンティーゼリー、クリームチーズジェラートとのハーモニーを楽しめる。
販売期間は2024年2月8日(木)~21日(水)の約2週間。価格は紅茶付きで2,500円(税込)。販売店舗は下記16店舗。
アフタヌーンティー・ティールーム 丸の内新丸ビル、アトレ上野、東京スカイツリータウン・ソラマチ、メトロエム後楽園、ルミネ北千住、東武百貨店池袋店、京王百貨店新宿店、玉川髙島屋 S.C.、フレル・ウィズ自由が丘、ルミネ荻窪、伊勢丹立川店、聖蹟桜ヶ丘S.C.、セレオ八王子、調布パルコ、町田東急ツインズ、東武百貨店宇都宮店
記事:一橋正浩