◆子どもの食事に悩む親は8割以上「食べるのに時間がかかる」「好き嫌いが多い」
◆おやつを毎日あげる家庭が6割以上、子ども一人の月のおやつ代は2,000円未満が約6割
◆子どもによくあげるおやつ1位「子ども用のおやつ」2位「スナック菓子」3位「フルーツ」
◆おやつ選びの基準は「子どもが好き」「食べやすい」「栄養がある」
アサヒグループ食品のベビーブランド和光堂は、2024年7月、全国の2~3歳の子を持つ20~40代の働く男女500名を対象に「2~3歳児の食事とおやつに関する調査」を実施した。
2~3歳になると、自我が芽生え始め自分でできることが増えてくる一方で、イヤイヤ期に突入したり、偏食が始まったりと、乳児期とは異なる子育ての大変さがある。
本調査では、「子どもの食事」に焦点を当て、悩みや実践している対策について調査。さらに、おやつをあげる頻度や費用、よくあげるもの、選ぶ時の基準など、子どものおやつ事情についても明らかになっている。
子どもの食事に悩む親が8割以上「食べるのに時間がかかる」「好き嫌いが多い」
子どもの食事について、悩みが「ある(85.6%)」と答えた人は8割以上を占め、具体的には「食べるのに時間がかかる(43.2%)」、「好き嫌いが多い(39.7%)」、「野菜嫌い(36.9%)」、「遊び食べ(36.4%)」に悩む親が多いことが分かった。
悩みについて、どのような対策をとっているのかを聞くと、
“食べるのに時間がかかる”という悩みに対しては、
「なるべく間食でも栄養を摂ってもらい、晩ご飯の量が多くなり過ぎないようにしている」(大阪府・29歳男性)
「これを食べたらデザートだよ、など食事を促す会話を意識している」(東京都・38歳女性)
“好き嫌いが多い”という悩みに対しては、
「親が美味しそうに食べているところを見せる」(東京都・37歳男性)
「嫌いなものを食べたら褒めちぎる。完食させてからデザート等に移る」(東京都・40歳女性)
と、食事の量を調整したり、食事に対するモチベーションを上げる言葉をかけたりと、様々な試行錯誤をしていることがうかがえた。
おやつを毎日あげる家庭が6割以上、子ども一人の月のおやつ代は2,000円未満が約6割
挙げられた対策の中には、おやつで栄養を補っているという声も見られたが、子どもの食事において、おやつにはどういった役割があるのだろうか。
子どもにおやつをあげる頻度を調査すると、「ほぼ毎日(62.8%)」が6割を超え、そのうちの1割強が1日に2回以上(12.0%)あげていると回答。あげていない家庭はわずか2.0%だった。多くの家庭が日常的におやつをあげており、子育てにおいて欠かせない存在であることが見て取れる。
子ども一人にかかる月のおやつ代は、「1,000円以上~2,000円未満(34.5%)」が最も多く、「1,000円未満(27.3%)」と合わせて約6割が2,000円未満と回答した。
子どもによくあげるおやつ1位「子ども用のおやつ」2位「スナック菓子」3位「フルーツ」
子どもにあげる頻度の高いおやつをランキングにしたところ、1位は7割以上の票を集めた「子ども用のおやつ(72.9%)」。2位は「スナック菓子(41.6%)」、3位は「フルーツ(31.4%)」という結果に。
2~3歳の子どもには、子ども用として展開されているおやつをあげる親が多いようだ。
おやつ選びの基準は「子どもが好き」「食べやすい」「栄養がある」
子どものおやつを選ぶときに何を重視しているかを聞くと、「子どもが好き(61.0%)」という回答に次いで、「食べやすい(43.7%)」、「栄養がある(36.5%)」に票が集まった。
おやつを選ぶ基準には、利便性や栄養といった機能面を重視する傾向が明らかになり、子どもの気持ちに寄り添いながらも、おやつから少しでも栄養を摂ってほしいという親心が垣間見えた。
―――和光堂ブランドは、1歳半頃から食べられる個包装のバーのおやつ「ぐんぐんおやつ 栄養サポートバー」を9月2日から発売している。やさしい甘みが特長の、ミルク味とミルクココア味の2種類。
鉄・カルシウム・亜鉛・ビタミン・ミネラルなど、成長に必要な15種※1の栄養素を配合し、1本で1日に不足しがちな栄養素※2をカバー。また、子どもが持ちやすく、食べやすいバー形状を採用。ソフトな食感なのに、ボロボロこぼれにくい。
共働きで時間を切り詰めて子育てをする人も多い現代社会。用意した食事だけではまかないきれない子どもの栄養補給をサポートするおやつに注目だ。
※1:V.A、V.B1、V.B2、V.B6、V.B12、V.C、V.D、V.E、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、亜鉛、カルシウム、鉄、マグネシウム
※2:鉄、カルシウム、V.B1、パントテン酸