
店舗での「HANZO 自動発注」利用イメージ
北九州のソウルフード「資さんうどん」が人気だ。最近では千葉県八千代市への出店も果たし、関東圏での知名度も上げている。「北九州の資さん」から「世界の資さん」へ飛翔の時だ。
運営会社の株式会社資さんはこのほど、全店舗(74店舗)へ「HANZO 自動発注」の導入を決めた。東京都港区に本社を置く株式会社Goalsが飲食店向けに提供しているシステムで、AIが売上・客数や食材の消費量の予測を行い、納品リードタイム等を考慮した上で適正な発注量を提案する。
発注業務は店長やベテラン従業員に属人化しがちで、難易度も高い。「資さんうどん」でもその傾向はみられ、従業員への作業負荷が課題とされていた。
資さんはさらなる出店地域の拡大を見据えており、こうした新システムの導入などによる店舗オペレーションの統一、店舗運営の効率化はそのための下準備と見る向きもある。