「当社の昭和33年製機関車は、この橋梁にて貨物輸送に従事していた機関車であり、高度経済成長期の物流を支えた産業遺産としての価値が認められ、鉄道橋の豊洲側入口付近に今回の解説パネルが設置されることとなりました」
―――そう伝えるのは、東京都品川区東大井に本社をおき、建設用クレーン、油圧ショベル、路面清掃車などを手がける国産メーカー 加藤製作所。
加藤製作所は、東京都港湾局がすすめる旧晴海鉄道橋の遊歩道化にあわせ、加藤製作所が昭和33年(1958年)に製造した機関車 D25-3 に関する解説パネル・銘板(レプリカ)を旧晴海鉄道橋 豊洲側入口付近に展示。
旧晴海鉄道橋は、1957年(昭和32年)に完成し、臨港鉄道港湾局専用線晴海線の一部として都心の貨物輸送を支えてきた歴史的な橋梁。
1989年(平成元年)に鉄道路線が廃止された後は長らく立入禁止となっていたが、東京都港湾局の事業により海上公園の一部として保存・遊歩道化され、2025年9月19日に一般公開された。
当社の昭和33年製機関車は、この橋梁にて貨物輸送に従事していた機関車で、高度経済成長期の物流を支えた産業遺産としての価値が認められ、鉄道橋の豊洲側入口付近に今回の解説パネルが設置されることに。