この黄色いワッペン、いまキッズを抱えるパパ・ママたちも知ってるはず、覚えてるはず。

デザインやかたちが変わっても、60年以上、この黄色いワッペンがこれから入学する新小学一年生の交通安全を支えている。

現在はこの黄色いワッペンの交付を受けた新小学一年生が、登下校時に万一交通事故に遭い、死亡または後遺障害が残った場合、保険金が支払われるというもので、1994年の第30回を機に、保険有効期間を1年間、保険金額を最高50万円に延長・増額した。

―――ことしもこの黄色いワッペンのありがたさを思い出す、3月がやってきた。

富士銀行時代の1965年から続く新小学一年生への「黄色いワッペン」贈呈事業 ことしも

みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン、明治安田生命保険、第一生命保険の4社は、2026年度(第62回)の全国新小学一年生へ「黄色いワッペン」約97万枚を贈呈。

ことし2026年で62回目をむかえる「黄色いワッペン」贈呈事業は、贈呈枚数累計が約7,383万枚に達した。

3月16日、みずほ丸の内タワーMIZUHOフォーラムで開催された第62回「黄色いワッペン」贈呈式・交通安全教室では、この春小学校へ入学する児童代表15名、全日本交通安全協会、東京都交通安全協会、内閣府、警察庁、警視庁、全国連合小学校長会、主催4社の関係者が出席し、主催者から全日本交通安全協会へ約85万枚、東京都交通安全協会へ約12万枚の黄色いワッペン贈呈の目録が手渡された。

贈呈式登壇者;大浦茂 東京都交通安全協会 理事長、入谷誠 全日本交通安全協会 専務理事、加藤勝彦 みずほ銀行 取締役頭取、石川耕治 損害保険ジャパン 代表取締役社長、永島英器 明治安田生命保険 取締役 代表執行役社長、隅野俊亮 第一生命保険 代表取締役社長

幼い子どもたちを交通事故から守る手立てとして

新小学一年生への「黄色いワッペン」贈呈事業は、1965年に富士銀行(現 みずほフィナンシャルグループ)が、創業85周年を記念して「よい子に注意、よい子も注意」をスローガンに始めた交通安全事業。

その当時は、交通事故死亡者数の水準が高く、交通戦争とまでいわれ、社会問題として課題視されていた。

そのとき、当時の社員が、幼い子どもたちを交通事故から守る手立てとして、目立つものを身につけてもらおうと考え「黄色いワッペン」贈呈事業が誕生。

みずほFG 損保ジャパン 明治安田 第一生命保険の4社で「黄色いワッペン」贈呈事業を継続

当初は、「黄色い腕章」を贈呈し、1974年から現在の「ワッペン」にかたちを変えた。

事業開始翌年には、安田火災海上保険(現 損害保険ジャパン)、安田生命保険(現 明治安田生命保険)の2社が、また翌々年には安田信託銀行も加わった。

2003年からは第一生命保険(現 第一生命保険)も加わり、2004年からは、みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン、明治安田生命保険、第一生命保険の4社で「黄色いワッペン」贈呈事業を継続している。

黄色いワッペン累計7383万枚

2026年度(第62回)の全国の新小学一年生への「黄色いワッペン」贈呈枚数は、約97万枚。

今年で62回目を迎える同事業では、「黄色いワッペン」の贈呈枚数累計が約7,383万枚にのぼる。

「長年継続している事業のため、おかげさまで、親子三代に渡って着用しましたという声も聞かれるようになりました。

2023年には、黄色いワッペン贈呈事業を行う4社は、交通安全協力企業として、「第63回交通安全国民運動中央大会」にて、全日本交通安全協会より感謝状の贈呈を受けました」(4社)

学校に通う子どもたちに交通安全を呼びかけ
保護者やドライバーの方々の注意を喚起

「黄色いワッペン」には、1968年より交通事故傷害保険をつけ、このワッペンの交付を受けた新小学一年生が登下校時に交通事故に遭い、死亡または後遺障害が残った場合、保険金が支払われる。

当初は保険有効期間が3か月、保険金額が最高3万円だったのを、1994年の第30回を機に、保険有効期間を1年間、保険金額を最高50万円に延長・増額した。

2026年度の新小学一年生の保険有効期間は、2026年4月1日以降、新小学一年生として年度が始まる日の午前0時から、新小学一年生としての年度が終わる日の午後12時までの1年間。

「黄色いワッペンには毎年、交通安全年間スローガンこども部門の優秀作品が刷り込まれています。

2026年度の新小学一年生は、全日本交通安全協会会長賞「おまじない 自分を守る みぎひだり」と記されたワッペンをつけて通学します。

黄色いワッペンを身につけることで、学校に通う子どもたちに交通安全を呼びかけ、保護者やドライバーの方々の注意を喚起し、少しでも子どもたちの交通事故防止に役立てていただきたいと願っています」(4社)

学校へ行くときは必ず黄色いワッペンをつけて交通ルールを守ります
大人も車や自転車の運転には気をつけてください

第62回「黄色いワッペン」贈呈式では、ピカチュウも応援にかけつけ、警視庁の協力のもと、マスコットの「ピーポくん」とともに、警察官の指導による交通安全教室へ。

4月から新小学一年生となる永友七瀬さんは、こう伝えた。

「黄色いワッペンをどうもありがとうございました。学校へ行くときは必ず黄色いワッペンをつけて交通ルールを守ります。大人の人も、車や自転車の運転には気をつけてください」

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