頭では理解しているつもりなのに、なかなか現場で実践できない。決断できない……。
そんな悩みを抱えるビジネスパーソンに、自分の強み・弱みがわかる、自身の判断のクセに気づける「自分だけの唯一無二のマニュアル」を制作する国内初の新サービスが4月1日から始まる。
その名も「MYマニュアル」。手がけたのは、判断力検定試験や、インバスケット法による個人・法人向け教材開発・販売、人材育成・能力開発などの各種セミナーを展開してきたインバスケット研究所。
まずインバスケットとは……?
JR東日本やNTT西日本も導入するビジネストレーニング
決裁されていない書類が入った「未処理箱」を意味するインバスケットは、1950年代にアメリカ空軍に導入されたトレーニングツール。
制限された時間内に主人公の立場になりきり、どの職場でも起こりうるような案件を、的確に、かつ迅速に、精度高く処理できるかを測る、ビジネスシミュレーションゲームのひとつ。
従来の知識詰め込み型の研修とは異なり、それまでに行われた教育・研修内容を、実践につなげられる点が特長。JR東日本やNTT西日本、日経BPなどもこのインバスケットを導入しているという。
インバスケット教材はシリーズ累計21万部以上、導入企業は800社に迫り、書籍販売数は累計85万冊以上にのぼる。
そんなインバスケット手法の最新ツールが、インバスケット研究所の「MYマニュアル」。その最大の特長は……。
自分のためだけの、たった一冊のビジネス書・自己啓発書がつくれる
4月1日からサービス開始予定の「MYマニュアル」は、自分だけの、世界でたった一冊のビジネス指南書・自己啓発書がつくれるサービスで、文字通り「自分だけのマニュアル」をつくってくれる。
その作成プロセスはかんたん。自身がいま抱えている悩みをアンケートで抽出し、WEB上でインバスケット問題に回答。この回答を専門分析員がスコアリングし、自身の判断・決断のクセを洗い出してくれる。
これまでの紙の記述式から、WEB回答に進化したことで、受講者や分析者の時間・コストも大幅に削減。精度の高い「自分だけのビジネス指南書・自己啓発書」が手元に届くという仕組み。
世界にたったひとつの自分専用ビジネス指南書「MYマニュアル」は、1章と5章はすべて共通。2・3・4章にインバスケット採点結果とアンケートをもとに分析されたアドバイスが記されている。その組み合わせは、なんと11億通り以上。
フリーランスや、これから起業する学生・社会人にも
こうした先進的なインバスケット教材を開発する、インバスケット研究所 鳥原隆志 代表取締役社長は、「仕事の健康診断のようなもの。どこで失敗するかを教える」と開発の原点を語る。
「いま、管理職や幹部候補といったビジネスパーソンは、本を読む時間もわずかで、自分のためになる内容の本が少ないという悩みを抱えている。この MYマニュアル は、一冊まるごと100%自分のためだけの内容。自分をあらゆる角度から分析した結果にもとづいた内容だけがまとめられている」(鳥原社長)
また、鳥原社長は今回の「MYマニュアル」について、「いままでのビジネス書は、万人受けする内容のものばかりが流通していた。この『MYマニュアル』は、自身のためだけ、100%自分にむけた指南書」とプッシュ。
―――都内で開かれたインバスケット研究所「MYマニュアル」発表会で、インバスケット問題に実際にトライ。20分間、架空の主人公になりきって直面する課題を処理していくゲームで、こう感じた。
「ひとりですべてを決断し実行していくフリーランスや、これから起業する学生・社会人にもいいかも」
「MYマニュアル」一冊の料金は、3万円。安いか高いかは、「あなた次第です!」。