DTSは、製造現場(エッジ)のデジタル化を支援する IoT プラットフォーム「Pasteriot」(パステリオ)を4月24日から販売。
Pasteriotは、これまで製造現場で職人の経験や勘に依存してきたスキル・ノウハウをデジタル化。業務効率化・生産性向上を実現し、技能継承や人材育成を加速できる。
製造時期やメーカーが異なる製造機器の生産状況をまとめてデジタル化
これまでの製造現場のデジタル化は、製造時期やメーカーの異なる機器の混在で部分最適に留まっていた。
今回の Pasteriot は、産業用プロトコルのデファクトスタンダード Modbus や OPC UA などさまざまな通信規格に対応し、これらの課題を解決。生産ラインをまとめてデジタル化できる。
製造現場を制御するルール設定と AI 活用で業務効率化・生産性向上を実現
製造現場のデータをリアルタイムに処理することで、アラート通知や AI による判断を PLC に連携するなど、IT による製造現場の制御を可能に。
これまで現場で蓄積されてきたスキルやノウハウを、ルールや AI として定義・実装することで、業務効率化・生産性向上を実現。技術継承や人材育成にも活かせる。
製造現場のリアルタイム可視化と工場全体の俯瞰により管理コスト削減を実現
製造現場で発生する膨大なデータから必要なデータを自動選別し、リアルタイムに可視化。さらにダッシュボード製品 GalleriaSoloR(ガレリアソロ)を併用することで、工場全体を俯瞰。全体最適化により管理コスト削減を実現。
また、活用可能なデータのみを保存・クラウド転送することでデータ量を圧縮し、クラウド利用時にかかるデータ管理コストも大幅に削減できる。