コーヒーを一番飲むといわれる世代が、40〜59歳、60歳以上中高年。このコーヒーに豆乳を加え、ソイラテにして飲むと、中高年の健康課題を助けてくれるって、知ってた?
コーヒーに豆乳をプラスするとコレステロール低下のダブル効果!
「コーヒーを飲む人はなぜ健康なのか?」(PHP研究所)の著者で、北品川藤クリニック院長の石原藤樹医師は、「コーヒー含有のクロロゲン酸にはコレステロールの低下作用がある」という。
さらに、豆乳に含まれる大豆イソフラボンには、血中総コレステロールと悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を低下させる働きがある。
この2つの働きから、コーヒーと豆乳をまぜたソイラテは、豆乳の大豆イソフラボンと、コーヒーのクロロゲン酸、どちらにもコレステロールを低下させるダブル効果があるという。
そこで、石原藤樹医師に聞いてみた。
ソイラテでダイエット効果は期待できるのか?
まず、ソイラテでダイエット効果は期待できるのか?
石原医師は、「ソイラテは通常のラテと比べてカロリーが少なく、コーヒーには脂肪燃焼効果があることより、ダイエット効果が期待できます」と教えてくれた。
加えて石原医師は、「ただ、調製豆乳はカロリーの高いものもあるので、カロリー表示には注意が必要です」とも。
ソイラテでコレステロールが低下すると、どんな成人病予防が期待できるか?
次は、ソイラテでコレステロールが低下すると、どんな成人病予防が期待できるか?
石原医師は「コレステロールの高値は動脈硬化と関連が深く、動脈硬化が進行すると、脳卒中や心筋梗塞などの病気のリスクが増加します」と述べ、こう教えてくれた。
「そのため、コレステロールの低下は、動脈硬化の進行を抑え、将来の脳卒中や心筋梗塞などの予防につながると考えられます」
―――コレステロールを低下させるダブル効果があるソイラテ。ダイエット効果や動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞などの予防にもつながるというから、中高年はコーヒーに豆乳を混ぜたソイラテに、注目!