獣医学部と生命・環境科学部からなる麻布大学は、長野県小諸市が生産したニホンジカ肉を原料とするペットフード「KOMOROPREMIUM」の開発・販売事業を支援・強化する。

麻布大学は、本学獣医学部が動物科学の専門機関として、小諸市産鹿肉ペットフードを研究面から支援。野生動物マネジメントとペットフードの高付加価値化に協力してきた。

麻布大と小諸市は、野生ニホンジカの資源化と有効利用で、野生動物と人間が共生できる社会のシステム構築をめざす。

また麻布大学は、小諸市産鹿肉ペットフードの有用性の確認のため、臨床試験や安全性調査などを実施。今後、ペットフードの新商品開発や有用菌がイヌの健康維持に関わる研究、さらには野生鳥獣対策につながる人材育成などでの協力を拡大していく構え。

麻布大学 獣医学部動物応用科学科 南正人准教授をリーダーとする研究チームは、「野生動物(シカ)の資源化・有効活用による共生システム構築のための微生物」を研究。7月29日には、「動物との共生がもたらすヒトの心身の健康」をテーマにした国際シンポジウム(文部科学省私立大学研究ブランディング事業)で、同研究の成果を報告した。

<動画は7月29日開催 国際シンポジウムのダイジェスト>

小諸市では近年、野生ニホンジカによる農産物被害が増加。その対策として、先進的な野生鳥獣保護管理モデルを構築し、捕獲数の増加・被害の減少を実現させている。

麻布大学は、これまで捕獲後に焼却処分されていたニホンジカを、高タンパク・低脂肪・鉄分豊富なペットフード「KOMOROPREMIUM」として有効活用。鹿肉ペットフードは、ドライフード゙、ジャーキー、ウエットフードなどに商品化され、麻布大学生活協同組合でも販売し、関連する獣医師へも推奨しながら普及を支援していく。

https://www.azabu-u.ac.jp/

tokyochips編集部

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