SDGs、持続可能な開発目標、サステイナブル……といわれても、なにをやればいいかわからない―――。

そんな素朴な疑問に、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会が「持続可能な暮らしのヒント」を教えてくれた。

生活クラブは、「サステイナブル」な暮らしへのヒントを楽しみながら体感する参加型企画「サステイナブル フェス!2021」キックオフイベントを4月19日11時にオンラインで開催。

同イベントには、シンプルライフ研究家マキさんや、ザリガニワークス武笠太郎代表、SDGsナビ代表のガマ兄さん、PR総研 池田健三郎 所長、生活クラブ 伊藤由理子 会長が参加。「持続可能な暮らし」をテーマにトークを交わした。

マキさん「名もなき家事を手放すことで楽になる」

シンプルライフをつきつめると、「しなくていい家事」の多さに気づきました。さらに、生活クラブに加入してシンプルライフを極められるようになりました。

まずはじめに衝撃的だったのが「リユースびん」を使用した牛乳です。紙パックの牛乳の場合、洗って・はさみで開いてお店に持っていくことがとても手間だったのですが、リユースびんの牛乳は、洗って配達日に返却するだけ。

作業がとてもかんたんになり、環境への負荷も減らせます。少しの手間ですがその「名もなき家事」を手放すことで楽になり、ゴミも減りました。

武笠太郎さん「地域産業の素材を利用したサステイナブルな暮らし」

5年前に旧藤野町(現 神奈川県相模原市)に越してきました。藤野は、水源エリアのため緑も多く、日本で初めて「トランジション・タウン」を宣言した町です。地域活動や環境問題、アートに関心の高い人が多く住んでいるとても刺激的なところです。

地域活動で最初に取り組んだのが「炭焼き」。もともと藤野では炭焼きが盛んで、身近な山の木を資源として燃料をつくっていました。

炭焼き活動を続けるうちに、仕事とのコラボを思い付き、「地産ガチャ」をつくったり、炭のほかにイノシシやシカの革、羊毛、木材、陶器のかけらなど、地域産業の素材を利用したものへと広がっています。

自然の素材に触れつつ、獣害問題など地域のことを知り、考える機会になっているのではと思っています。

伊藤由理子会長「主体的な参加がなければ達成は難しい」

現在、企業や行政を中心にSDGsの取り組みがすすめられていますが、市民一人ひとりの暮らしの中で根付き、実践され、主体的な参加がなければそのゴールの達成は難しいのではないかと思います。

無理せず、楽しくすすめるには一人だけでは難しく、道具や仲間が必要です。仲間がいる場所として、そして道具として生活クラブを使っていただきたいと思っています。

そのために、わたしたちはいままで以上にメッセージ力をつけたいと思っています。

最近、学校給食で生活クラブのリユースびんの牛乳が採用されました。これも子どもたちに環境に関するメッセージを伝えていくことのひとつです。

こうしていろいろな活動をみなさんに伝え、持続可能な暮らしの実現をいっしょにめざしていければと考えています。

池田健三郎所長「経済的に合理性がないと長続きできない」

持続可能な暮らしの実現のためには、SDGsの17のゴールに引っ張られる必要性はないと思いました。

なぜなら、お話のすべてが、第3項目の「すべての人に健康と福祉を」や第14・15項目の「海・山の豊かさを守ろう」にもつながり、まさに生活クラブの活動は17項目すべてを網羅していると思ったからです。

また、経済的な視点では第8・9項目がとても重要と考えています。働き甲斐と経済成長や産業基盤づくりなどに関する項目ですが、これは経済的に合理性がないと長続きできないと考えています。

今回は、「無理しない」「楽しく」ということは非常に合理的なことだと思いました。

また、一方的に誰かが得したり、損をしたりという状態では継続できません。

お金をつかうこと、つまり経済を回すさいに「何をどこから購入するか」を考え、望ましいと思うところを選ぶということがポイントだと考えます。

―――生活クラブでは、「サスティナブルな暮らし」のための身近なヒントをみつける参加型フェスティバルをいろいろ開催中。

みんなで楽しみながら、 身近な暮らしのヒントを探す「サステイナブル フェス!」についての詳細は、公式ホームページをチェックしてみて↓↓↓

◆サステイナブル フェス!
https://seikatsuclub.coop/sustainablefes

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