知ってた? 日本の名所を訪れる外国人観光客たちは、「看板や案内標識が日本語表記だけでわからない」って困ってること。
新しい施設には、英中韓など主要な外国語で表記されているところが増えてきたけど、古寺や旧市街などはまだまだ日本語だけのところが多い。
日本三名園のひとつ、茨城・水戸の偕楽園もそう。梅の名所として、見ごろをむかえる時期を中心に、世界各地から人が訪れ、梅の花が咲き誇る丘をさ迷う人たちで大にぎわい。
でも、外国人観光客はほんとうに迷ってる。案内が日本語表記だけのところが多くて。
こうした多言語表記が遅れている観光スポットに着目したのが、ラベルライター「テプラ」などを製造・販売する、キングジム。その解決手法は……。
「テプラ」で名所の案内標識を多言語化!
キングジムは、翻訳機能を搭載している「テプラ」専用のPCラベルソフトを活用し、「テプラ」でかんたんに外国語表記されたラベルを作成して「あらゆる現場の案内に、外国語表記を追加しよう」と考案。
茨城県や偕楽園の職員、地元の親子などボランティアスタッフの協力のもと、偕楽園の案内表示を英語・中国語・韓国語・ベトナム語などの多言語対応したラベルを作成。
そこに現れた最強の助っ人が……!?
「テプラ」アーティスト 酒井いぶき が降臨!
「毎日、スマホ以上にテプラを触ってる」
そう語るのは、「テプラ」アーティスト 酒井いぶき。この“偕楽園「テプラ」で多言語化作戦”にアドバイザーとして参戦。
つくるときも楽しいし、貼り付けるときも楽しい。偕楽園の案内に、新たな言語が加わって、「言語の壁」も解消。
「もっともっと、こうした取り組みが増えるといいですね。「テプラ」だとかんたんだし」とママたちも達成感をかみしめていたようす。
いまの「テプラ」はパソコンに接続してかんたんに外国語ラベルがつくれる!
各社がいろいろと商品をラインナップしてるラベルライターの世界。
キングジムの商標である「テプラ」は、商標を飛び越えて、ラベルライターの代名詞に。
「テプラ」にはパソコンと接続してプリンター感覚で出力する使い方もあるけど、パソコンに接続できる「テプラ」と「テプラ」専用のPCラベルソフトを使用すると、入力した文章を翻訳して多言語ラベル(15か国語対応)の作成がかんたんにできるという。
―――知らなかった。30年の歴史をもつテプラの世界。「テプラ」は「外国人観光客の訪日旅行における満足度アップにも貢献する」という、次のフェーズにむかってるみたい。
そしてできあがった動画がこれ!
キングジムは、増加する外国人旅行者との「言葉の壁」を少しでもなくすべく、前出のように茨城県の協力のもと、同県の観光名所で日本三名園のひとつである水戸市「偕楽園」内の看板を、ラベルライター「テプラ」で多言語翻訳。
その取り組みをまとめたWEB 動画 “「テプラ」×茨城県 翻訳機能でOMOTENASHI” が、5月21日に公開された!
2020年に向けて増加する外国人旅行者は、2018 年に初めて年間3000万人を突破し、統計開始以来の最高記録を更新中。
そのいっぽう、地方を中心にインバウンド対策がすすまず、コミュニケーションはもとより、交通標識、飲食店のメニューなど、改善が必要な個所が多くあるのが実情。
この動画 “「テプラ」×茨城県 翻訳機能でOMOTENASHI” では、キングジムと茨城県がタッグを組み、地域住民の人たちの協力を得ながら、「偕楽園」内のさまざまな場所の看板を「テプラ」PCラベルソフトの翻訳機能を使って多言語翻訳する取り組みを紹介。
外国人旅行者にとって「優しい観光地」へ―――。ラベルづくりを楽しむ出演者の表情にも注目しながらこの動画をチェックしてみて。