みんなが集うリビングにつながるように、「空がみえるオープンなリビングがもうひとつ」。そんな、「部屋と連続する独創的な庭」が組み込まれた新発想の戸建住宅が誕生した。
「庭間のある家」。ポラスグループの戸建住宅で新たにエクステリアにこだわった住宅として注目を集めている。
住宅でいうエクステリアは、門扉、塀、物置、カーポート、フェンスなど、住宅本体の外回りの設備のこと。今回の「庭間のある家」3棟で強烈なインパクトを放っているのが、上の画像のような、リビングと連続しながら起伏をつけた「もうひとつの空がみえるオープンなリビング」。
現場は、千葉県流山市古間木。つくばエクスプレス線 流山セントラルパーク駅から徒歩4分。緑に囲まれた閑静な住宅地に、シックなブラック調の、層のように重なりあうファサードが印象的な戸建住宅が3棟。
今回の「庭間のある家」は、2018年グッドデザイン賞を受賞したポラスグループ構成メンバーが再結成。エクステリアはグランフェイス大熊一幸氏、ファサードはYKK AP 深川秀樹氏が担当した。
ポラス史上初の個性的住宅、価格は5200万円前後で3棟とも即完売
敷地面積は158~165平米。価格は5200万円前後で、ことし7月に現地販売説明会を実施。同説明会には3棟の新築戸建住宅に80件の相談が集まり、「パースの絵より実物のほうがいい」「意外と価格は安い」ということで、即完売したという。
「その80件のうち、4割が千葉県内在住の人。そのうち流山が25件。ほか6割は千葉県以外。他県でも30件が東京都で、そのなかでも一番多いのが足立区在住の人でした」と語るのは、設計を手がけたポラスガーデンヒルズ 設計部の安藤欣司氏、松井孝治氏。施工はポラテック(ポラスグループ)。
「ここまで駅に近い環境はない。庭をしっかりとって、涼しく過ごせる。庭をここまでつくりこんだのは、ポラス史上初めての試み」(ポラスガーデンヒルズ 設計部 安藤欣司氏)
―――この3棟のうちのひとつに決めたファミリーは、30代の夫婦。子ども1人と3人暮らしで、「プレイベート空間が保たれながらオープンな庭のリビングでくつろげる時間があること」「駅まで4分の戸建住宅」ということで、「現地見学の時間をかけずに、すぐに購入を決めた」という。
tokyo chips 編集部