ここは小田急線 経堂駅前の雑居ビル屋上。なんと、この屋上フロアで米が育ってる!
これ、ママたちが立ち上げた「40万人が選ぶ安心食材の宅配生協」で、40万人もの組合員(会員)をもつ「生活クラブ生協連合会」のリアル拠点。その名も生活クラブ館。
地下には「カフェダイニング素々」、調理施設もある「多目的スペース」、1階奥に「クッキングスタジオ・ベル」、2階に「子育てひろば ぶらんこ」、3つの会議室と組合員活動室がある、ママたちの活動拠点ともいえるスポット。
この屋上でつくる黒磯米も、生活クラブで扱っているブランドのひとつ。黒磯米やその生産者の想いを知ってもらいたいということで、この屋上に田んぼをつくってみんなで育ててるんだって。
で、生活クラブってどんな生協なのよ? という疑問は、いちばん下にある公式動画をみてもらうことにして、まずは施設をみてみて。
組合員が開発した品も並ぶデポーせたがや
デポーせたがやは、安心食材が並ぶ青果・鮮魚コーナーをはじめ、生活クラブがオリジナルで開発した品がずらり。毎週600品目も取り扱い、「そのほとんどが生活クラブオリジナル品」というからびっくり。
「組合員の視点で消費材を開発している」と語るのは、生活クラブ 広報政策課 相馬祥さん。
ちなみにこの生活クラブでいう「消費材」とは、いわゆる取扱品のこと。「取り扱う食品や生活用品を、利益追求が目的の商品ではなく、実際に使う人の立場にたった材である」という思いを込めて消費材って呼んでいるだって。
で、そんな生活クラブ消費材を使った、とことんやさしくておいしいメニューが……。
「カフェ&ダイニング素々」のランチ!
ってことで! さっそく食べてみると、どれもやさしい味でおいしい。素材の味がしっかり確かめられるメニューばかり。
蒸し鶏和風薬味ソース添え、がんもの精進煮、水菜と刻み昆布のおひたし、黒米、味噌汁、フレンチドレッシングサラダ……と、品数も多くて、やさしい味付け。
これなら毎日、食べたい! なんていうか、すぐとなりに生産者がいるような安心感。ごちそうさまでした。
―――生活クラブでは、年齢を重ねてもずっと食べ続けられる惣菜の新シリーズ「美食百彩」なども春からラインナップ開始。こうしたリアル店舗に行かなくても、生活クラブの安心食材は宅配してくれるから、気になる人は生活クラブ公式ページをチェックして、注文してみて!
写真 記事:伊牟田まどか 大野雅人