福島の仕事や暮らしを体験し、直面する課題をみんなで解決する2泊3日が2万円って―――。楽しそうだし安いし、これ行かなきゃでしょ。
この2泊3日旅、「ふくしま地域めぐり体験ツアー」という名の体験バスツアーで、直近だと10月18~20日 只見・南会津エリア、11月22~24日 会津若松・磐梯エリアがある。残念だけど、白河・棚倉エリアや郡山・田村エリアはツアー終了。
主催は福島県(自治体)ってことで安心感もある。プロジェクトの正式名は「福島県関係人口づくり推進事業」ってことで、文字どおりこの体験バスツアーは、福島県外で働く20~40代をターゲットとして、福島県内各地のホットな人たちと交流し、つながりをもってもらうというプロジェクト。各ツアーで共通する内容は……。
福島のリアルないまを感じるプログラム
共通する内容は、公式サイト LIFE with FUKUSHIMA(https://lf-fukushima.com/)で気になる体験バスツアーをチェックしサイト内でツアー申し込み。東京駅か福島県内の最寄り地点の2か所から出発地を選んで入金し詳細をゲットして、あとは行くだけ。
各ツアー共通なのは、朝食2回・夕食1回の食事つき。東京駅前出発・解散でツアー代金2万円。
ツアー中の3日間には、さまざまな分野で活躍する福島県民との交流、活動現場の視察、その経験や情報をもとに福島の未来をいっしょに考える時間(アイデアソン)……などがいっぱい詰まってて、「福島のリアルないま」を体験できる。
そこで体感できるのは……。
「福島と関わるっておもしろいかも」という実感
この「ふくしま地域めぐり体験ツアー」参加者のなかには、「あ、ここを拠点のひとつとして仕事できるかも」っていうフリーランスや企業の代表者もいて、福島と継続的に関わりたいと思っているんだって。
たとえば、地域でトレンドを発信するコアワーキングスペースや、震災からの復興事業に取り組む団体、各地域での農林水産業、醸造所・食品メーカー見学などを経て、地域に点在する課題をみんなでいっしょに考えているうちに、そこにビジネスチャンスをみつけ、地域とのつながりができるというケースもあるんだって。
この体験バスツアーには2回のアイデアソン、1回の懇親会があって、そこで本音で気さくに話せる仲間ができて、「福島と関わるっておもしろいな」って思うらしい。
体験ツアーから就業体験へ、福島と関わりをさらに広げるチャンス
写真は右から、LIFE with FUKUSHIMA(https://lf-fukushima.com/)を運営する武内三樹子(クノウ)さん、福島県 地域振興課 大橋和之さん。
ちなみに、この体験バスツアーで「いいな、もう少し福島の人たちと、地域と関わってみたい」って思った人たちには、11月から展開予定の「就労体験」も案内してるんだって。
体験バスツアーのディープ版「就労体験」は、各地で1週間程度、受け入れ企業といっしょに新しいプロジェクトに関わる事業を体験し、課題解決をめざしながら受け入れ企業と直接相談できるようにするっていうから、こちらもあわせてチェックしてみて。
まずは体験バスツアーで福島のリアルを感じて―――2万円だし住みたくなるし仕事みつかるし、いま注目されてるライフシフトだしね。
LIFE with FUKUSHIMA
https://lf-fukushima.com/
tokyochips編集部