3! 2! 1! バンジィーーーッ! きゃあああああっっっ!!

これ、全国各地にあるバンジージャンプのフライトあるある。

でも、このバンジージャンプが、わずか5メートル四方の空間で体験できるとしたら、これは世界初。他に類を見ない、唯一無二。

そんなインパクト&コンパクトで世界初の、どこでも設置可能なバンジージャンプのキットが誕生した。

その名も「どこでもバンジーVR」

「どこでもバンジーVR」という名のとおり、これVR(ヴァーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイをつけて大空へジャンプするというアトラクション。

といっても、橋上やビル屋上からガチで飛び降りるんじゃなくて、ハーネスとワイヤーで宙吊りになって浮遊し、VRでさまざまな風景のなかを飛び降りるスリルを疑似体験できるっていう仕掛け。

5メートル四方の空間があれば、どこでもバンジージャンプが疑似体験できるっていう、画期的な移動式アトラクションってわけ。

これ、企画・設計・販売を手掛けるのは東京・渋谷に本社を置くロジリシティ。装置上部に据え付けるレールと台車の設計は、群馬県前橋市の丸橋鉄工が担当。3DCG ベースのVR空間は東京のキャドセンターが担当した。

この「どこでもバンジーVR」をいち早く体験してほしいってことで、ロジリシティは東京・池袋で11月23日、発表&体験会を開催。会場にはロジリシティ 野々村哲弥 代表取締役をはじめ、パルクール ワールドチャンピオン 泉ひかり もゲスト出演。泉が誰よりも早く体験した動画が、これ↓↓↓

ハーネスを着けて飛ぶからパルクールより安全!

泉がトライしたのは、「どこでもバンジーVR」の第1弾ロケ地。なんと、地上からの高さ243メートルという東京都庁の上から飛び降りるというムチャぶり。

でもそこはパルクールメダリスト 泉ひかり。大笑いしながら「ギリギリのところに立って飛び込むのが、緊張感があってすごく怖かった!」とコメント。

「都庁の上から地上へ向けて真っ逆さまに落ちていくとき、リアルに風も吹いてきて、ほんとうに落ちているような気分。バンジージャンプのゴムがびよーんと跳ね返る感じも体感! 景色もすごくきれいで、東京スカイツリーも見えた! これ、友だちにもすすめたい!」(泉ひとみ)

そう。泉がいうとおり、落下するときの風も感じられるように、どこでもバンジーVRには扇風機も設置されている。

宙吊りになってる姿をまわりの人たちにさらけ出すので(笑)、服装が気になる女性などには、ジャージのズボンを貸してくれるサービスもあるんだって。

そして、「ぼくの人生はバンジージャンプ」と豪語するロジリシティ 野々村哲弥 代表は「まず商業施設やイベントの集客などで活⽤してもらいたい。ゆくゆくはアニメとタイップして世界展開も」とメッセージ。

―――大自然のなかへリアルに飛び込むバンジーもいいけど、VRゴーグルでCGの美しい映像と扇風機の風で疑似体験するバンジーも、ありだね。あり。

https://readyfor.jp/projects/vr-bungy

tokyochips編集部

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