ハロウィンで街がきらきらする10月末。これからクリスマス・お正月にかけて、フォトジェニックなパーティー空間や夜の街を切り取るシーンも多くなるこの季節、撮影機能の優れたスマホがほしいと思う人も少なくないはず。

しかも、こうしたハロウィンやクリスマス、お祝いパーティーといったシーンは、だいたいにして暗くて光量が足らず、連写に頼っても手ブレばっかりでダメだったり……。

今回、LeicaトリプルカメラとAIという組み合わせで、多彩な撮影にトライできる「HUAWEI P30」で、日暮れどきの街やパーティー会場で撮影してみると、こんな意外な結果が出た。

手ブレして難しい暗い街並みをくっきり鮮やかに映し出す[夜景モード]

この4枚の画像とも、HUAWEI P30 の夜景モードを選択して撮影。上の2枚、キッチンカーのボンネットの鮮やかさに注目。街のわずかな光を反射する艶感が出ているうえ、キッチンカー車内のキッチンもつぶれることなく映っている。

夜景モードで、光の足りない薄暗い場所でも、イメージセンサーが光を取り込み、明るく鮮明なイメージを再現していることがわかる。

また2枚目の画像は、キッチンカーの脇を行き交う人たちが流れて映っている。これは、HUAWEI AI 手振れ補正機能が作用し、手持ちで長時間露光した結果。薄暗い環境でも三脚などの固定ツールを使うことなく、止めたいところはくっきり鮮やかに、動いてるところはうまく流れる……そんな画が描ける。

このほか、日暮れどきの店舗や家屋を撮影する場合、店舗内・部屋内に露出があうと、外観の壁面が黒くつぶれる場合が多いけど、この夜景モードで撮影すると、4・5枚目の画像のように、外観とインテリアの両方がしっかりと再現してくれる。

[ワイドアパーチャ]で奥行きある幻想的な画像が一発で

次にアパーチャ機能・ワイドアパーチャ機能。これは、撮影時・撮影後に被写体の前後のボケ感を調節できる機能。ワイドアパーチャ機能を使えば、デジカメで撮影したようなボケ感も自由自在に表現できる。

1枚目の画像は、ワイドアパーチャ機能を選択して、なんの狙いもなく一発でおさめた画像。ピントがシャンパンボトルにいき、その前後が深くボケて、遠近感と奥行きを演出してくれている。

2・3枚目もそう。ピントがいってるところと、いってないところで、深いボケが生まれて、奥行きがしっかり映し出されている。ワイドアパーチャ機能で印象的なのは、料理のような被写体に接近した画像も、引きの画像も、しっかりボケが出るところ。

また、多機能デジカメのようにF値(絞り)を0.95〜16まで変更できるので、思うままにボケ感を演出できる。このあたりも、ハロウィンやクリスマスといった特別なシーンでよりドラマチックな画像を残すことができる。

さらに、HUAWEI P30 の、いいなと思う点は、搭載される 3650mAh 大容量バッテリー。昼のアクティビティを楽しんだあと、夕方からのパーティで夜遅くまで騒いでも、電池切れの心配なし。

万が一のバッテリー充電が必要になっても、付属の急速充電アダプターがついているから、別購入する手間もコストも要らない。

―――今回、HUAWEI P30 を試してみて思ったのは、一般的なデジカメよりもデフォルトで彩度が高いこと。PCなどに HUAWEI P30 で撮影した画像を取り込んでモニターでみても、意外と色が出ている点が印象的だった。

いま、レンズが強いスマホはデジカメよりもすごいかも……そんな感触を得た街歩き時間だった。

tokyochips編集部

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