おいしくて楽しくてヘルシー。女性たちが心躍る「粥ベジ鍋」なる斬新なメニューを、渋谷スクランブルスクエア12階からの眺望といっしょに―――。

東京 渋谷スクランブルスクエア12階に、中国伝統の粥鍋(かゆなべ)を彩り豊かにアレンジした「粥ベジ鍋」が味わえる絶景空間が誕生した。

その名も「Gu-O」。中国語で鍋を意味するグーオを冠した最新グルメフロアで、渋谷の夜景が足もとに広がるリッチな空間で、日本流の最新粥鍋を思う存分に楽しめる。

定番メニューにいくまえに、Gu-O に入って思うのは、10代からシニアまで女性客が多いこと。「渋谷スクランブルスクエアからの新しい渋谷夜景と、粥ベジ鍋というヘルシーで色鮮やかなメニュー展開、カクテルやデザートの充実が、女性の間で口コミで広がっている」と。

また、大人の女性から支持を得ているもうひとつの理由が、Gu-O のバックボーン。実はこの Gu-O を手がけるのは、あの1926年創業「中国名菜 銀座アスター」の銀座アスター食品。

大人たちに長年支持されている銀座アスターが手がけた新業態ということで、母・娘・孫と、三世代で訪れる女性の姿もみかける。

―――そこで、女性たちに人気の定番ディナーメニュー「粥ベジ鍋タパスコース」ベーシック(ひとり6600円)を。

粥ベジ鍋とは、粥でポタージュのようにゆるいとろみをつけた色鮮やかな熱々野菜スープ(=粥ベジ)に、新鮮なきのこ、魚、肉、野菜をくぐらせて食す Gu-O だけにしかない独自メニュー。

その粥ベジ鍋に挑む前に、まずは前菜の「和中華タパス」を。

前菜の「和中華タパス」は中華の技法と和の彩り

粥ベジ鍋にいく前に、お酒といっしょにいただく前菜「和中華タパス」で、すでにテーブルが華やぐ。

この和中華タパスは、旬の素材を和のスパイスとハーブを使いなから、中華の技法で仕上げた小皿料理たち。

冷タパスは、「三元豚のやわらかチャーシュー、山椒風味」、「翡翠色のよだれ鶏、神楽南蛮の辛味」、「くらげとキクラゲのわさび醤油和え」、「生姜の香りの根菜の和パテ、セサミパン添え」など10種。

温タパスは、「和中華フリット、七味オリエンタルスパイス 天使の海老/鯛」、「和中華アヒージョ 天使の海老/鯛」、「香り青菜のワンタン ゆでワンタン/揚げワンタン」、「和牛とたっぷり九条葱の煮込み」など8品をそろえている。

「粥ベジ鍋タパスコース」ベーシック(ひとり6600円)では、このなかから6品が日替わりで並ぶ。

どれも、麹カクテルやパクチーモヒート、トマトカクテルなどのオリジナル Gu-O カクテルや、東洋の薬膳食材やハーブなどをブレンドしたオリエンタルサングリアにマッチして、食も会話も弾む。

ちなみに、こうしたカクテルやオリエンタルサングリアは、ノンアルコール版も選べるから、お酒が弱い人などはこちらをトライしてみて。

そこに、熱々の粥ベジ鍋が登場し、テンションはマックスに―――。

5色のスープから2種を選び、思い思いに旬食材をくぐらせて

メインの粥ベジ鍋は、次の5種の熱々野菜スープから選べる。

白…塩麹と白大根、素材の味を引き出す白スープ
緑…パクチーとほうれん草、ビタミン豊かな緑スープ
黄…黄とうがらしと南瓜、野菜カレーのような黄スープ
赤…ビーツとドライトマト、ミネストローネ風の赤スープ
茶…ポルチーニとモリーユ、香りきのこの茶スープ

今回は、この5つのなかから黄色と茶色をチョイス。

茶色は、ポルチーニとモリーユという日本ではあまり見かけないきのこの、芳醇な香りと、旨味が存分に味わえる。茸の粥で、さらにそこに茸をくぐらせて食すという、茸好きにはたまらない時間。

黄色は、かぼちゃ(南瓜)の鮮やかな黄色スープで、見た目のイメージとは裏腹に、ピリッと辛い。この辛さは、鋭い辛味を持った黄とうがらしのせい。でも辛味はあとを引かず、あとからかぼちゃの甘みが包み込んでくれるから、具材にいいアクセントをつけてくれる。

どちらもこれまで味わったことのない旨みと余韻をくれる。

「試行錯誤を重ねた」という粥の濃度は、絶妙のとろみ加減。最後まで煮詰まらず、重くない。ゆるいとろみがついているから、茸や野菜を煮込んでもクツクツとやさしく火が通っていく。そしてソースのように具材にからむから、素材もスープもまるごと味わえる。これが新しい。

鍋の具材ひとつをみても、工夫が凝らされている。まず茸の盛り合わせ、そしてリボン状にスライスした野菜、さらに肉類などと、別々に運ばれてくる。

最初は、茸だけをいただき、次にリボン野菜、葉野菜と、一種ずつ順に食べていくのがおすすめ。それぞれにぴったりの熱の入れ方で食せるうえ、味の個性も楽しめる。

―――そして、このあとに続く品も、すごいインパクト。

黒米おこげに杏仁豆腐も、絶品

粥ベジ鍋を堪能したあとは、「食事」といわれるチョイス。こんにゃく麺・さつまいも春雨・黒米おこげ の3つからひとつを選ぶ。

熱々の揚げたて黒米おこげに、粥ベジ鍋のスープを浸すと、中華でおなじみの「じゅじゅじゅーっ」と弾ける音。熱々のうちにほおばれば、外はとろり、中はサクサクで香ばしい食感。これもいい。

さらに、この日のデザートは杏仁豆腐。杏仁をしっかりすりつぶした自家製の杏仁豆腐は、口に含めた瞬間に杏仁の香りがふぁっとたちのぼる。

「粥ベジ鍋タパスコース」ベーシック(ひとり6600円)をひととおり終えて感じたのは、つま先から指先まで、身体がぽかぽかなまま。

東洋の薬膳食材やハーブなどをブレンドしたオリエンタルサングリアといっしょに、旬の食材を熱々の野菜スープにくぐらせる時間は、まったく新しい幸せ時間―――。

母・娘・孫の三世代で“最新渋谷鍋”を囲む女性たちの気持ちが、わかった気分。

渋谷スクランブルスクエア12階に出現した、最新粥鍋ディナーと渋谷夜景のコラボ空間。こうしたディナーのほか、ランチやティータイムのメニューもあるから、気になる人は公式HPをチェックしてみて。

<Gu-O>
https://gu-o.jp/

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