海沿いを羽越線が走る秋田県にかほ市。山形県と秋田県の県境にそびえる鳥海山の北麓、にかほ市だけにいまも続く伝統野菜がある。
その名も「火野かぶ」。かなかぶ と読み、その漢字の通り畑に火を入れ、焼き畑の土壌で育て秋に収穫する、かぶ。
かぶといっても、従来の丸いかぶとは違い、大根にちかい形。強い辛味とパリパリとした食感が特徴。
国内では激減し、にかほ市にわずかに残るこの「火野かぶ」が、秋田県東京アンテナショップ「あきた美彩館」に並んでいる!
それが、これ↓↓↓
食べる時期で風味が変わる「お酒に恋する かなかぶ漬け」
秋田県秋田市に本社をおく ひとによし が製造・販売する、「お酒に恋する かなかぶ漬け」。180g入り1080円。
その名のとおり、いろいろな酒にマッチする かぶ の漬け物で、その最大の特長は、食べる時期によって風味が変わるという点。
生産直後は強い辛味を感じ、長く漬け込まれることで徐々にまろやかな味わいに変わる……と。
その風味の変化とマッチする酒のペアリングは、こんな感じ↓↓↓
◆辛味の強い時にはすっきりとした苦みのビール
◆3~4か月経過のやわらかな風味時はジントニック
◆5~6か月のまろやかな風味はシングルモルトウイスキー
ということで、いま商品棚に並んでいる「お酒に恋する かなかぶ漬け」は、シングルモルトウイスキーがぴったり合う。
確かに、ウイスキーのモルト感と、まろみました かなかぶ漬けは、合う。白州でもジェムソンでもタラモアデューでもいい。
ちにみに、こんなアレンジメニューがあるとか。こんなひと品がバーカウンターに出てきたら、これまた酒がすすんじゃう。
かなかぶ漬けのカルパッチョ
そろえるのは、お酒に恋する かなかぶ漬け、オリーブオイル、黒胡椒。それだけ。
まず、お酒に恋する かなかぶ漬け を薄切りし、皿に盛り付け。その上からオリーブオイルをまわしかけ、黒胡椒をふって、これで完成。かんたん。
漬け物とオリーブオイル・黒胡椒という、ありそうでなかった組み合わせが、特別な時間を演出してくれる。
かなかぶ漬けとクリームチーズのカナッペ
お酒に恋する かなかぶ漬け、クリームチーズ、クルミ、バゲットをそろえ、のせる楽しさを。
まず お酒に恋する かなかぶ漬け と、クルミをダイスカットにし、ボウルへ。さらにクリームチーズを加え、混ぜ合わせる。
焼きあがったバゲットに、かなかぶ漬け、クリームチーズ、クルミを混ぜ合わせたディップをのせて、ビールやワインと……。
かなかぶ漬けのステーキ!
なんと、ステーキもうまい! 用意するのは粗挽き胡椒とオリーブオイルだけ。
フライパンにオリーブオイルをひき、お酒に恋するかなかぶ漬け をあまり動かさずに焼き目をつけながら焼く。焼き目がついたら皿に盛り、粗挽き胡椒とオリーブオイルをまわしかけ、熱いうちに……。
焦げ目の香ばしさ、パリッとした食感。これは新しい。ビールもワインもウイスキーもあう。
――― 秋田県にかほ市だけに残る伝統野菜、火野かぶ。その漬け物「お酒に恋するかなかぶ漬け」は、販売エリアを拡大中。この2月からは、西麻布 Wine Bar 綺羅星でも試せるから、気になる人はチェックしてみて。
【東京都内 飲食店】
西麻布 Wine Bar 綺羅星(東京都港区西麻布4-4-12 Sビル 2F)
AKITA DINING なまはげ 銀座店(東京都中央区銀座8-5-6 中島商事ビル9F)
【東京都内 ショップ】
あきた美彩館(東京都港区高輪4-10-8 ウィング高輪WEST-Ⅲ 1階)
【他県 飲食店】
AKITA DINING なまはげ 仙台店(宮城県仙台市青葉区一番町4-5-6 江陽パルサービル6F)
【秋田県内ショップ】
あきたくらす(JR秋田駅 駅ビル)
ねむの丘(秋田県にかほ市象潟町大塩越73-1)
にかほ陣屋(秋田県にかほ市金浦字下谷地50-2)
ダイサンクレタ(秋田県潟上市昭和乱橋後堰鴨田50)
【秋田県内 飲食店】
下タ町醸し室 HIKOBE(秋田県南秋田郡五城目町字下タ町236-2)