TISの経費精算モバイルアプリ「Spendia」(スペンディア)と、ジェイアール東日本企画・JR東日本メカトロニクスの交通系ICカードを使用した交通費精算サービス「transit manager」(トランジット・マネージャー)が連携。
スマートフォンで交通系ICカード利用実績データを取り込み、より効率的かつ正確に経費精算を行えるオプションサービスの提供をスタートさせた。
画像は Spendia と transit manager の連携イメージ。スマートフォンや設置型カードリーダーに、交通系ICカードをタッチすることで、自動的に利用実績データが transit manager を介して Spendia に取り込まれ、そのデータを活用して経費精算が行える。
この連携で、会社に戻らず、PCを立ち上げることもなく、交通系ICカードの乗降情報を使ってかんたんに経費精算ができるようになる。また、正確な乗車区間と運賃のデータで、確認や修正の手間がなくなる。
Spendia 基本利用料のオプションとして提供し、月額利用料は、1ユーザー100円。
Spendia は、スマートフォンのみで経費精算業務を効率的に完結させることを前提に設計・デザインされたネイティブアプリ。営業やフィールドサービスなど外出が多い従業員は、オフィスにいなくともスマートフォンひとつあれば、経理精算が可能なサービス。
また transit manager は、交通系ICカードを業務用スマートフォンや専用端末などにかざすだけで、経費精算用の交通系ICカード利用データを読み込める、JR東日本グループが提供する公式ビジネスソリューション。
今回の両サービス連携は、テレワーク促進により通勤費が実費精算となるなど、こまめな精算業務の増加や、令和2年度の電子帳簿保存法改正による電子取引への対応にむけたデジタル明細の活用ニーズの高まりなど、経費精算業務のキャッシュレス化、ペーパーレス化、パソコンレス化がより一層求められているという背景から。
そこで、スマートフォンの直感的操作で業務完結可能な Spendia 、最新で正確な駅名情報・運賃データを保持する transit manager が連携することで、これまで以上にスキマ時間でのかんたんかつ正確な経費精算業務が達成でき、こうした課題を解決できるという。