「これで1万円を切る価格っていうのは、見事に日本市場の特性をとらえている」

ヘッドホン&イヤホンについて年間300以上の製品を10年以上にわたって試聴し、データに裏付けられたレビューなどで支持を集めるオーディオ系ライター野村ケンジさんがこう斬る製品が、ファーウェイ・ジャパンの HUAWEI FreeBuds シリーズ。

野村ケンジさんが登壇したのは、「完全ワイヤレスイヤホンの最新トレンドとHUAWEI FreeBudsシリーズのアドバンテージ」と題して東京・新宿で6月16日に開かれたイベント。

会場には、オーディオ&ビジュアル系の専門メディアらが集結し、野村ケンジさんのあとに、ファーウェイ・ジャパン 東京研究所 音響技術研究室 角田直隆室長が続いて登壇した。

この日の詳細は、専門メディアが次々と詳細レポートを公開しているので、市場動向やトレンドなどの詳説については、ぜひ彼らのレポートを参考にしてほしい↓↓↓
◆野村ケンジ氏が語る「完全ワイヤレスイヤホンの最新トレンド」。ファーウェイイベントレポート
https://www.phileweb.com/news/d-av/202106/16/52962.html
◆完全ワイヤレスの最新トレンドとファーウェイ「FreeBuds」の実力
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1331992.html

―――ここで、「ワイヤレスイヤホンを買いたいけど、どれを買えばいいかわからない」という人にむけて、オーディオ系ライター野村ケンジさんのアドバイスを参考にしながら、「これもいいかも」という製品ポイントをチェックしてみよう。

コスパ性やマイク機能に高評価の「4i」

ことし4月に発売されたアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載イヤホン『HUAWEI FreeBuds 4i』は、約10時間の連続音楽再生が可能なモデル。

この HUAWEI FreeBuds 4i の魅力について、野村ケンジさんはこうまとめている。

―――FreeBuds 4i の特徴と市場製品に対するアドバンテージ

◆ANC機能
→ この価格(市場想定価格9,680円税込)でANCと外音取り込み機能を搭載
→ フィードフォワード方式ながら、良好な装着感と合わせて高い遮音性を確保
= 最新の人気トレンドをしっかりと抑えている

◆マイク性能
→ 外側と内側、位置の異なるデュアルマイクによる高品位な音声
→ 風切り音を回避する特殊な構造
= テレワーク利用等、withコロナ時代に重宝されるユーザビリティー
= TWSは構造的に不利なため、本当にマイク音質のよい製品は限られている

◆再生時間
→ 本体のみで約10時間(ANCオン時で約7.5時間)
→ ケースからの充電を含めるとトータル約22時間使用し続けられる
→ 10分の充電で約4時間再生できる急速充電
= 長時間、無充電で使い続けられる使い勝手のよさ

◆フィット感
→ 人間工学に基づいたデザイン。何千回も装着テストを実施
→ 楕円形ノズルによるフィット感のよさと遮音性の高さ
= +ANCによる遮音性の高さ、女性にも快適な装着感

◆コンパクトさ
→ 扱い易い丸くて小柄なケース

◆スマホ連携
→ ポップアップ&コネクトで簡単スマホ接続(EMUI10以上のスマートフォンやタブレットに対応)

◆コスパのよさ→ ANCなどの機能を搭載、細やかな造り込みをしつつも1万円を切る価格設定
= 便利に使いこなせる、お値段も手頃

―――このなかでも印象的だったのは、野村ケンジさんが FreeBuds シリーズのマイク性能について高く評価している点。数あるワイヤレスイヤホンのなかで、HUAWEI FreeBuds のマイク性能について「ベスト10本のアイテムのなかに入る」と高く評価していた。

テレワーク時代、オンライン会議・打ち合わせの機会が増えると、マイク機能が抜き出てるものが欲しくなるから、この HUAWEI FreeBuds シリーズも選択肢のなかに入ってくるはず。

かんたん手軽に高機能を使いこなせる「Pro」

野村ケンジさんはさらに、HUAWEI FreeBuds Pro の魅力についてもこうまとめている。

―――FreeBuds Pro の特徴と市場製品に対するアドバンテージ

◆ANC機能
→ 3マイク&骨伝導センサーによる高性能ANC(業界最高クラス“最大40dB”)
→ シーン別に環境を認識してANCを最適化(くつろぎ/標準/ウルトラの自動切替)
= 様々なシーンで活用できる高性能ANC

◆フィット感
→ 人間工学に基づいた個性派デザイン。何千回も装着テストを実施
→ HUAWEI AI Lifeアプリ(Androidのみ)のテストで最適サイズをチョイス
→ 楕円形ノズルによるフィット感のよさ&遮音性の高さ
= 遮音性の高さと女性にもオススメできる軽快な装着感を両立

◆コンパクトさ
→ 小型で軽量なイヤホン本体、薄型で扱い易いケース

◆総合力の高さ
→ スマートフォンメーカーならではの高機能、良好な装着感、音質のよさなど、

◆総合力の高さが魅力
= 簡単手軽に高機能を使いこなせる

―――こちらは2万円前後で販売されている FreeBudsシリーズの最上位モデルということで、性能は“保証付き”。

続いて登壇したファーウェイ・ジャパン 東京研究所音響技術研究室 角田直隆室長は、HUAWEI FreeBuds 4i について、「2つのマイクでクリアな通話音質」「タッチコントロールによるノイズキャンセリング」「ゲーミング時などの低遅延モード」などを紹介していた。

この角田直隆室長が伝える魅力については、また実機で試して体感してみたい。

野村ケンジさん・角田直隆室長 プロフィール

◆野村ケンジ(のむら けんじ:右)
―――オーディオ&ビジュアルライター
ヘッドホンなどオーディオビジュアル系をメインに活躍するライター。
とくにヘッドホン&イヤホンに関しては、年間300以上の製品を10年以上にわたって試聴し続けている。
また、TBSテレビ開運音楽堂「ノムケンLab!」コーナーにアドバイザーとしてレギュラー出演し、
レインボータウンFMにて月イチの冠番組「みケらじ!」のパーソナリティを務めるなど、さまざまなメディアで幅広く活躍中。
音元出版主催のVGP(ビジュアルグランプリ)や、CDジャーナル「ヘッドフォンブック」グランプリの審査員も務めている。

◆角田直隆(つのだ なおたか:左)
―――ファーウェイ・ジャパン 東京研究所音響技術研究室室長
1991年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了後、日本の大手音響機器メーカーに勤務。
主にヘッドホン、イヤホン関係の商品設計ならびに先行技術開発に携わる。
2018年に華為技術日本株式会社に入社。以降同社の東京研究所において、近い将来に華為より発売されるオーディオ商品に向けた技術開発を統括。
なかでもシステム設計、オーディオアルゴリズムに関するものを中心に推進している。

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