「超速パソコン仕事術」「仕事のムダとり図鑑」などの著者でプロ仕事家の、クロネコキューブ 岡田充弘 代表取締役が「これはいい」と感じて自腹で買った「HUAWEI MatePad T10s」を実際に触れてみて感じたのは、「仕事用のノートPCといっしょに持ち歩きたい」だった。
たとえば防音がしっかりしたシェアオフィスやカラオケボックスで仕事するとき、ノートPCのメモリを軽くしたいという気持ちで、HUAWEI MatePad T10s を起動し、ノートPCの横において好きな音楽を流す。
スピーカーブランド Harman Kardon のサウンドチューニングが仕込まれた同モデルから出てくる音は、少し高めのPCスピーカーから出てくる音を上回るダイナミックさと繊細さ。
いっぽうで、岡田充弘 代表がいうとおり、拡張ディスプレイとして使うのもいい。外付けディスプレイを別に買う必要もなく、画面切り替えの手間も省ける。
たとえばChromeのタブを複数立ち上げ、HUAWEI MatePad T10s のネット情報をみながらノートPCにカタカタ入力するといったシーンでも便利だなと感じた。
インタビュー現場や新幹線グリーン車のなかでも活躍
そして最も「いいなこれ」と思ったのが、タッチ精度と音声入力の組み合わせ。
たとえば、会議やインタビューで、インタビュー対象者を前にノートPCのキーボードをカタカタすると、レコーダーにそのカタカタ音が入ってしまうし、インタビュー対象者の集中力を欠いてしまうといったネガティブもありそう。
そこを、HUAWEI MatePad T10s の音声入力や画面上QWERTYキーボードに切り替えてメモしていくと、カタカタ音などがもちろん出ない。タッチ精度もいいので、画面上QWERTYキーボードでタイプミスもほぼ出ずに文字を打っていける。
これ、新幹線グリーン車や夜行高速バスなどの静かな車内でもいい。
さらに大画面で視野角もじゅうぶんあるので、会議中や打ち合わせ中に、相手にもすぐに画面をみせて共有できる。ノートPCにはみられたくない画面も出しておいて、タブレットの内容を相手にみせる……といったプレゼンシーンでも HUAWEI MatePad T10s は活躍してくれた。
―――10.1大画面や本格サウンドがセットになったファーウェイ製タブレットPC。2万円を切るコスパモデルというアドバンテージもあって、岡田充弘 代表がいうように、「選択肢としてはあり」と実感した。