組合員数約41万人、21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合―――生活クラブ。
この生活クラブの最新店舗「デポー越谷」が、埼玉県越谷市にオープン。
埼玉県内3店舗目の国産・安心安全な食材が集結する市場としてオープン前から注目を集め、3月4日の開業初日から行列ができた。
生鮮3品と惣菜、日配・冷凍・加工など約2000点、地域に根ざした品目展開
このデポー越谷は、生活クラブ生協のオリジナル品を、その場で手にとって購入できる店舗で、生鮮3品と惣菜、日配品、冷凍食品、加工食品など約2000点の品物を取り扱う。
鮮魚や地場野菜は、新鮮で安心安全、誰がどこでつくったかが明らかな食材が並ぶ。
とくにデポー越谷では、地域に根ざした品目展開を大切にし、青果の一部を県内の有機農産物生産者「チャヴィ・ペルト」から、鮮魚を埼玉県魚市場から仕入れている。
また、食材の容器もプラスチックを削減し、リユースびんを積極的に採用するなど、「利用者の暮らしがサステイナブルになるお店」として役立つ。
生活クラブの組合員たちが主体となり共同経営
またデポーの運営は、“ワーカーズ・コレクティブ”と呼ばれる、生活クラブの組合員たちが主体となり共同経営を行なう独自のスタイルを採用。
雇い・雇われる関係ではなく、一人ひとりが経営者であり、労働者として事業に関わる自律的な働き方を実践している。
3月13日までオープンセールも開催中! 来場者プレゼントも!
デポー越谷オープンを記念し、セールも開催。市場から仕入れたお魚や青果、お肉や調味料類の特売など、デポーならではの新鮮で安心な品物をおトクな価格で提供。
店頭では、ふるまいコーヒーや、ふるまい甘酒、お菓子すくい(子ども限定/金土日曜日開催)も実施中だから、気になる人は現地でチェックしてみて。
またオープンから10日間は、来場者への数量限定プレゼントも用意し、「初たまご」や「遊佐米おこし」などを抽選でプレゼントする(いずれも毎日200名)。
さらに、デポー越谷の「ここに注目!」という特長を、ここで紹介!
たとえば鶏肉。鶏肉は一度も冷凍せず、鮮度や旨さをキープした生の状態で購入できる。
店内で手づくりする惣菜・日替わり弁当などは、生活クラブの安心・安全な食材・調味料を使って、ワーカーが手間をかけてつくり出した自慢のメニュー。どれも試したいものばかり。
店内製造の惣菜・日替わり弁当のほか、地域在住の組合員が経営する弁当も仕入れて販売している。
埼玉県魚市場から仕入れた鮮魚が並ぶコーナーは、丸一匹の魚も並べ、子どもたちの食育を目的とした陳列もめざしている。子どもたちも魚のフォルムに興味津々。
そのほか、再生可能なリターナブルボトル・リユース瓶による調味料などのほか、
生活クラブの人気製品、パスチャライズド製法の牛乳など乳製品なども充実している。
せっけんや雑貨類は、合成洗剤などを使わず分解が早い、環境への影響が少ないタイプをラインナップしている。
―――生活クラブ生協では、デポーで来場者と生産者、働く人たちが新しく出会い、ここで人と人とのつながりが生まれ、サステイナブルな暮らしを育む地域(まち)のステーションとなることをめざしていくというから、気になる人は公式サイトをチェックしてみて。
◆生活クラブ
https://seikatsuclub.coop/