歩いたり、自転車に乗ったりして移動したときの、二酸化炭素(CO2)排出抑制量がリアルタイムにわかるアプリがあればいい。
そんなニーズに応えるスマホアプリ「SPOBY 脱炭素ウォーク」が公開された。
―――スマートフォン向けアプリを開発する CUVEYES(キューヴアイズ)は、二酸化炭素排出抑制量を計算し、スコア化する機能を搭載したアプリ「SPOBY 脱炭素ウォーク」を4月21日にリリースした。
この「SPOBY(スポビー)脱炭素ウォーク」は、人間の移動による二酸化炭素排出抑制量をタイムリーに集計・測定、集計、スコア化することで、企業や自治体のCO2排出削減を支援するアプリ。
スマートフォンを持って移動すると、特許化アルゴリズムで移動経路と移動手段が自動的に検出され、外出時に乗り物を利用せずに歩行や自転車で移動したときの二酸化炭素排出抑制量を計算し、表示してくれる。
従業員や地域住民とともに地球温暖化対策に取り組めるツールに
「SPOBY 脱炭素ウォーク」の導入企業や自治体は、従業員や地域住民とともに地球温暖化対策に取り組むことができ、企業はサプライチェーン排出量におけるスコープの「カテゴリ6:出張」と「カテゴリ7:雇用者の通勤」の算出に活用できる。
すでに豊洲スマートシティ推進協議会や株式会社ニチリンなどで採用されている「SPOBY(スポビー)脱炭素ウォーク」。
CUVEYES(キューヴアイズ)は、今後は導入企業・自治体を拡大し、社会全体での脱炭素への取り組みを支援していくという。
企業価値の向上、自治体の地域活性化、地域レジリエンスの向上へ
脱炭素への取り組みは、社会全体において喫緊の課題。持続可能な社会を実現するため、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルへ向けた働きはますます活発になっている。
脱炭素に向けた目標を設定し、具体的なアクションを起こすことが、すべての企業・地域社会に求められ、こうした取り組みは企業価値の向上や、自治体においては地域経済の活性化、地域レジリエンスの向上につながることも期待されている。
―――活動量に応じて特典が受け取れる従来版スマートフォンアプリ「SPOBY」は、これまでに13万ダウンロード超えを達成。
若者からシニア層まで幅広い層が利用し、 2020年には地域住民や従業員の健康増進を支援するツールとして、自治体や企業での導入も始まり、ユーザーの平均歩数の増加と高い利用継続率を実現しているというから、その導入事例や実績は、公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
◆SPOBY(スポビー)
https://spoby.jp/index.html
◆Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cuveyes.jp.spoby&hl=ja
◆iOS
https://apps.apple.com/jp/app/spoby/id1304834094?l=ja&ls=1
※事業者による温室効果ガス排出量の算定区分
Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
Scope2 : 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
Scope3 : Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)