「コロナが感染拡大して約3年ちょっとが経ち、結婚式には友だちを呼ばず親族数名のみで(海外ウエディングを)やりたいと検討しています。

また、福井と東京の遠距離を経て、わたしは東京で住むこととなり、自分の親とはなかなか会えない距離になってしまうので両親の思い出にも残るように贅沢してハワイで挙げたいなと検討しています。

今回のセミナーに参加してフォトウエディングフォトツアーなどに興味を持つことができました。

また、FLYING HONU(フライングホヌ)にもハワイで挙式に行く際は乗りたいなと思いました。セミナーに参加できてハワイウエディングのモチベーションが上がりました」

―――そう話すのは、結婚情報サービス『ゼクシィ』(リクルート)と、全日本空輸(全日空/ANA)が6月27日に成田国際空港で開催した「ハワイウエディング特別イベント」に参加した、30代男性×20代女性 カップル。

エアバスA380で海外ウエディングを想定したセミナーへ

このゼクシィ+ANA「ハワイウエディング特別イベント」は、約2年4か月ぶり運航再開するエアバスA380型機 FLYING HONU(フライングホヌ)駐機機材で、これから海外ウエディングを目指す6組11名のカップルへ向け、コロナ禍を経て需要に合わせたハワイウエディングを行うためのセミナー。

今回参加した、6組11名のカップルは、憧れの FLYING HONU(フライングホヌ)と記念撮影し、機内を思い思いに見学したあと、ハワイウエディングのついてのセミナーを受講した。

「ハワイに行けるワクワク感、ハワイウエディングのイメージが沸きました」

「同棲して1年になり、結婚・挙式を考えています。YouTubeの動画をきっかけに、FLYING HONU(フライングホヌ)に乗ってみたいという思いが芽生え、そんなときに今回のセミナーを見つけました。

夢にまで見たファーストクラスに乗ることができて、ハワイに行けるワクワク感やハワイウエディングの具体的なイメージが沸きました。

本日のセミナーを聞いて、ハワイウエディングが実施可能ということが分かり、より一層ハワイの非日常的な空間で、ハワイ挙式を行いたいと思いました」(30代男性×20代女性 カップル)

ゼクシィ・ANAも「ハワイ挙式」へと準備するカップルたちに期待

『ゼクシィ海外ウエディング』一ツ木優子 編集長は、イベント実施後にこうコメントする。

「新型コロナウイルス感染症の影響にともなう日本における出入国規制の緩和により、海外渡航復活の兆しが見えてきているなか、海外ウエディングを考えているカップルに向けて、できるだけ不安を取り除くような形式でハワイウエディングを実施していただくため、今回のセミナーを開催しました。

また、ANA様が世界最大の旅客機エアバスA380型機 FLYING HONU(フライングホヌ)を7月1日から定期便として運航を再開されるこのタイミングでセミナーを実施することで、ハワイウエディングを心待ちにしていたカップルの皆様にハワイの実情をお伝えしました。

ご参加されたみなさまの笑顔を見ることができて、改めて結婚式に向けてワクワクするすばらしさを感じました。

ゼクシィとしては、これからもカップルのみなさまが実現したいことに寄り添っていけるよう情報発信を続けていきたいと思います」

また、ANAあきんど 営業統括室 販売企画部 吉川圭祐 国際販売サポートチームメンバーはこう伝えた。

「コロナ禍で海外に行きたいけど行けない方々が多くいらっしゃいました。渡航規制が解除されたいまがチャンスとして、これから安心安全な対策を実施するANAを利用していただきたいという思いから、このセミナーに賛同しました。

FLYING HONU(フライングホヌ)は、ANAハワイにとって象徴的なものなので、7月1日の運航再開をきっかけに、需要を高めていきたいと思います。

今回ご参加いただいたみなさまからも『ハワイ挙式の際はFLYING HONU(フライングホヌ)』に搭乗したいというコメントをいただき、たいへんうれしく思っております」

気になるアフターコロナのハワイウエディングは? 各社データを公表

海外渡航規制が緩和され、ハワイ旅行だけではなくハワイウエディングも復活の兆しがみえてきたいま、海外ウエディング手配会社へのハワイ挙式相談数はコロナ前に比べ40%台まで回復しているという(アールイズ・ウエディング調べ)。

また、約4割のカップルが、2022年度中の実施を検討しており、日取りが良い日はすでに予約で埋まっているとも(ワタベウェディング調べ)。

コロナの感染状況を含め、先行きが不透明な現状や、今後の海外ウエディングの増加を想定し、早い時期での式を検討しているカップルが増えている。

ハワイウエディングにかかる費用としては、平均金額約225万円。平均ゲスト数は7.8人で、ゲストの旅費は意外にも、負担しない割合が65%(ゼクシィ結婚トレンド調査2020海外ウエディング調べ)。

さらに、コロナ禍を経て、ニューノーマルなハワイウエディングのスタイルも。たとえば、なかなか海外まで足を運べなかったり、コロナウイルスがまだ不安という人には、ハワイ現地からのオンライン中継サービスや、オープンな空間で楽しめるアメリカで流行中の「モロッカンスタイル」のウエディング、丸1日をかけハワイの名所を巡る「ウエディングフォトツアー」などを実施する人もいる。

また、招きたいゲストにより、実施場所を変えるパターンも増えてきている。両家の親のみハワイ挙式に招待し、帰国後は国内のホテルで友人70名を呼んで披露宴を予定しているカップルや、国内で挙式後、二人のみでハワイ挙式&ハネムーンを検討しているカップルもいるという。

そしてやはり、多くの人が、家族や友だちを招待した挙式を挙げたいという気持ちがある。現地や各手配会社では、対策もしっかり実施し、多くの手配会社では、コロナを理由とする延期については、30日前までであれば無料で延期などの対応が可能など、対策を取っているという。

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