「こうしたオンライン診療などを活用し、まず婦人科を訪れることが『当たり前』になることが重要」
―――そう語るのは、グレイス杉山クリニックSHIBUYA 岡田有香 院⻑。そんな婦人科で診てもらうきっかけとなる、新たなサービスが「ルナトモ」で始まった。
Lunatomo(ルナトモ)が運営する、ピルのオンライン診療プラットフォーム「ルナトモ」は、提携産婦人科・婦人科クリニックで利用できる検査サポート「あんしん検査サポート」を拡充。
女性とクリニックをつなぐ架け橋として、オンラインとオフラインとの垣根を超えたサービス展開する。
ピルのオンライン診療「ルナトモ」が注目されてる理由
「ルナトモ」(https://lunatomo.com/)は、提携するクリニックの産婦人科・婦人科医師のみがオンライン診療とピルの処方を行える、患者と医師をつなぐオンライン診療プラットフォーム。
その最大の注目ポイントは、ピルの服用が初めての人でも安心して利用できるよう、オンライン診療における初診および再診の費用を無料としているほか、診療にはビデオ通話を活用し、利用者の表情や顔色など確認しながら医師が問診を行うことで、一人ひとりの症状やライフスタイルに合ったピルを提案できるという点。
画像は Lunatomo 永友絢子 代表取締役社⻑とグレイス杉山クリニックSHIBUYA 岡田有香 院⻑。
グレイス杉山クリニックSHIBUYA 岡田有香 院⻑は、「こうしたオンライン診療などを活用し、まず婦人科を訪れることが『当たり前』になることが重要」とし、こう伝えた。
「多くの女性がこのルナトモを利用しながら、かかりつけの婦人科を持つということにつなげていければと思っています。
たとえば月経期間中に、1錠でも痛み止めを飲む人は月経困難症であるという認識を持ってほしいです。
検診では問題がなくても、将来的には子宮内膜症などのリスクが高くなるというデータもあります」(グレイス杉山クリニックSHIBUYA 岡田有香 院⻑)
提携クリニックで利用できるルナトモ「あんしん検査サポート」
ルナトモの「あんしん検査サポート」は、定期便の「3カ月おまとめプラン」または「毎月お届けプラン」のいずれかを1年以上継続して利用し、かつ次年度の利用手続きをした人を対象に提供する、提携クリニックで利用できる検査サポート。
クリニックでの自費診療による検査で生じた費用のうち、年間5,960円を上限として、次の12カ月の定期便で処方するピルの代金より割引してくれるのが、うれしい。
子宮頸部細胞診などの検査も対象
また、ルナトモ「あんしん検査サポート」では、ピルを安心して継続的に服用するためのサポートや、自身の身体について知るきっかけづくりとしての活用も視野に入れ、血液検査や経腟超音波検査、子宮頸部細胞診などの検査も対象としている。
ルナトモ「あんしん検査サポート」は、ルナトモ提携クリニックのグレイス杉山クリニックSHIBUYA で利用できるほか、全国主要都市を中心に、受け入れクリニックを拡大し、2022年中に10院との提携をめざしていくという。
ルナトモ「あんしん検査サポート」適用までの流れ
具体的な流れとしては、提携クリニックで検査するさい、10シート目のピルを届けるときに同封する「あんしん検査サポート専用クーポン」を持参し、クリニックへ提出。
クリニックで検査代金を支払ったあと、クリニックから捺印されたクーポンをルナトモに提出することで、次の12カ月の定期便で処方するピルの代金より最大5,960円分が割引かれるというもの。
―――ルナトモは、産婦人科・婦人科クリニックと連携した安心安全なサービス運営を通じ、多くの女性に婦人科診療やピルをより身近に感じ、誰もが気軽に安心して受診できる環境づくりに努め、ひとりでも多くの女性が心身ともに健康で自分らしく過ごせる社会をめざしていくという。