コロナ禍で、手洗い意識が高まっていても、自宅にいる場合は、食事の前などにハンドソープで手を洗う人が少ないいま、こんな衝撃的事実が、ライオンの調査で明らかになった。

「自宅で4時間過ごした後の手の菌量は、公園の遊具で2時間遊んだあとの手の菌量と同程度」

「手洗い後の抗菌・抗ウイルス効果の持続性について、水での手洗いとハンドソープによる手洗いを評価したところ、石けん成分を配合したハンドソープの持続性が高く、菌やウイルスの増殖を抑制できた」

「手を洗っていると思っていても、実際には適切な衛生対策としての「手洗い」ができず、「意識」と「行動」にギャップがあった」

「手と口が近づく食事の前に、手を清潔に保とう」

―――こうした衝撃事実を受け、ライオンは、手洗いの重要性を啓発する手指の衛生プロジェクト“HAND WASH & HYGIENE「いただきます。」をする前に”を立ち上げ、11月8日まで、都内のホテルや飲食店、コワーキングスペースの協力を得て、手指衛生剤の設置や衛生講習、リーフレットなどで啓発中。

10月には都内で、こうしたアクションの説明会が行われ、ライオン ヘルス&ホームケア事業本部 ビューティケア事業部 インフェクションコントロール領域 副オーナー 曽我晶子 部長、ライオン 藤井日和 衛生マイスター、ぐるなび プロモーション事業部 法人営業部 矢崎航平氏が登壇し、「手と口が近づく食事の前に、手を清潔に保とう」と伝えた。

帰宅後の早めの手洗いをしっかりと

この説明会で、ぐるなび プロモーション事業部 法人営業部 矢崎航平氏は、「外食の予約件数は2019年水準まで回復し、収益も増加傾向。いっぽう、コロナが日常化し、来店客や飲食店の衛生意識は希薄化傾向。外食を守る観点でも、衛生対策の徹底が重要」と伝えた。

また、ライオン 藤井日和 衛生マイスターは、アンケート調査の結果、約9割が「帰宅後手を洗う」と回答していたが、帰宅後の行動観察を実施すると、手洗い前にリビングやキッチンに立ち寄りさまざまな場所を触っているという事実を伝えた。

さらに、家庭内にウイルスを伝播させないためにも帰宅後の早めの手洗いや、玄関での手指消毒などが重要であるとも説いた。

東武ホテルも賛同し衛生対策を展開

たとえば、こんなアクションも。

東武ホテルレバント東京では、レストランのある各階の化粧室にライオン『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ』などを設置し、今回のプロジェクトでは、レストラン利用者に向けて「啓発メッセージ付きのマスクケース」や、自宅での衛生行動へとつながるよう『ライオン手指消毒速乾ジェル携帯用』を期間限定で提供。

また、ライオンハイジーン(ライオングループ)によるレストラン従業員向けの「衛生講習会」を実施し、高いレベルでの衛生対策の持続徹底を図っている。

東武ホテルレバント東京 横川徳宣氏、東武ホテルマネジメント 飛田久美子氏は、「東武ホテルやレストランでは、ユーザーと従業員をはじめすべての人の健康と安全を第一に考え、日ごろからさまざまな感染症予防対策に取り組んでいる。同企画への賛同もそのひとつ」と伝えた。

コワーキングスペースでも衛生意識を

コワーキングスペース「point 0 marunouchi」は、利用者一人ひとりが目的や好みにあわせた働き方ができるよう、多彩なコンテンツを備えた、会員型コワーキングスペース。

今回のプロジェクトでは、入口の手洗い場に、ライオン『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ』などを設置し、自宅での衛生行動へとつながるよう、『キレイキレイ薬用手指の消毒ジェル』サンプルを提供中。

point 0 宇野大介 取締役は、「point 0 が運営するコワーキングスペースでは、オフィス入口に手洗い場を設置し、ウェブ会議用の個室を設置するなど、新たなオフィス空間としての衛生対策をすすめている。この企画を通じ、利用者の衛生行動から、相互に快適に働くことができる習慣づくりへとつなげたい」と話した。

テイクアウト時も『キレイキレイ薬用手指の消毒ジェル』を

さらに、ご近所シェフトモでは、夕飯テイクアウトサービスに加盟する飲食店約30店舗にて、テイクアウト時にライオン『キレイキレイ薬用手指の消毒ジェル』サンプルを提供中。

また、店舗内にも『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ』などを設置し、店内でも自宅でも利用者が快適に食事ができる環境を提供していく。

―――ライオンは、こうしたアクションを重ね、「手洗いは感染予防のポイントのひとつ。一日中、家の中で過ごしている場合は、手洗いを行う場合も水洗いでかんたんにすませがち。感染予防のためには、食事前やトイレ後などに、しっかりハンドソープで手を洗うことが大切」と説明。

この内容を裏付ける研究結果も、ライオンが公開した↓↓↓

菌の増殖を石けん成分配合ハンドソープ手洗いで抑制!

ライオンは、コロナ禍で手洗い意識が高まっていても、自宅にいる場合は、食事の前などにハンドソープで手を洗う人が少ないことがわかったことを受け、自宅で過ごす時と屋外で遊んだ後の手の菌量を調査。

その結果、自宅で4時間過ごした後の手の菌量は、公園の遊具で2時間遊んだ後の手の菌量と同程度であることがわかった。

さらに、手洗い後の抗菌・抗ウイルス効果の持続性について、水での手洗いとハンドソープによる手洗いを評価したところ、石けん成分を配合したハンドソープの持続性が高く、菌やウイルスの増殖を抑制することもわかった。

こうした事実に向けて、ライオンは「家に居るときでも、ハンドソープで手洗いを」と説く。

「家で過ごすだけでも、菌やウイルスが手に付着することがある。また、せっかく手を洗っても、水洗いでは、感染対策としては不十分。

つい水洗いしがちなトイレ後や飲食前、また定期的にハンドソープで手洗いすることが大切。

自分のため、家族のために、いつもの衛生行動を見直し、正しい手洗い行動を“今日から始める”ことが大切」(ライオン)

―――ライオンは、上手な手洗いやうがいのコツなどの暮らしに役立つ情報を発信中。気になる人は公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
https://www.lion.co.jp/ja/cleanliness/

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