「置き型の空気清浄機が目の前にあると細菌・ウイルスを常に意識させてしまうので、仕事中に気にならない「天井」から空間除菌を行おうと考えました」

―――そう語るのは、三菱地所ホーム 中村和博 ワーク・イノベーション推進部長。

三菱地所ホームはことし6月にオフィスを東新宿駅直結の新宿イーストサイドスクエアに移転し、まったく新しいオフィスで、仕事内容や気分に合わせて、働く場所や時間を自由に選べる ABW(Activity Based Working)を採用。

そんな新しいオフィスのなかの空調システムに採用されたのが、日機装の Aeropure(エアロピュア)シリーズC。

深紫外線LEDと光触媒フィルターを組み合わせた独自技術

エアロピュア シリーズC は、システム天井パネルを外し、天井裏から天吊りするだけで設置できる空間除菌消臭装置で、深紫外線LEDと光触媒フィルターを組み合わせ、除菌と消臭に特化した技術によって約30畳(目安)空間をクリーンに保つ点が特長。

日機装のエアロピュアは、光触媒フィルターが、装置内に取り込んだ空気中のにおいやアレル物質を捕捉し、分解。さらに装置内を通過する空気に対して深紫外線を照射することで除菌し、クリーンになった空気を放出。この動作を繰り返すことで、室内の空気を清浄化する。

「より高い安心感を届けられる製品」

この日機装エアロピュア シリーズCを導入した経緯と利点について、中村和博部長はこう語る。

「置き型の空気清浄機が目の前にあると細菌・ウイルスを常に意識させてしまうので、仕事中に気にならない「天井」から空間除菌を行おうと考えました。

ほかにも天井対応型の空間除菌機はありますが、日機装エアロピュア シリーズCを採用したのは、より高い「安心感」を届けられる製品だと感じていたからです。

三菱地所ホームが提供する住宅の空調には、エアロピュアの除菌・消臭技術が組み込まれていますが、お客様から「キレイな空気の中で生活できて安心」という声をいただきます。

こうした、わたしたちが自信を持ってお届けし、お客様にもご評価いただいている「安心感」を社員にも届けたいと考えたからです」

画像は三菱地所ホーム「TOKYO BASE」で開かれたイベントに登壇した日機装 ヘルスケア事業担当/UV-LED 事業担当 渡辺恭介 執行役員、オフィスビル総合研究所 今関豊和 代表取締役、三菱地所ホーム 中村和博 ワーク・イノベーション推進部長。

スペースパフォーマンスにも有利

日機装が全国8大都市の企業で働く従業員200名及び、企業でオフィスの整備に携わる方200名を対象に「オフィスに関する意識実態調査」を実施したところ、「従業員の52.5%、オフィス整備担当者の76.0%がスペースに対して得られる価値や成果を意識すべき」と回答を得て、これからのオフィスには「コストパフォーマンス」に次いで空間対効果「スペースパフォーマンス」が求められていることが明らかになった。

そのスペースを圧迫しているアイテムのひとつが、除菌脱臭機、空気清浄機などの感染対策製品だ。

ファシリティ・オフィスサービスコンソーシアム 岡田大士郎 シニアアドバイザーは、こうしたニーズに対して日機装エアロピュア シリーズCなどは注目すべきアイテムと伝えている。

「クリーンエア対応は、床置きの「空気清浄器」「除菌脱臭機」が一般的ですが、「スペースパフォーマンスを高める」という観点ではオフィス空間の効率化に繋がる天井対応型やダクト組込型の製品なども注目すべきアイテムです。

また、フィルター交換有無やメンテナンスのかんたんさなども製品選びにおいて重要なポイントになります。

交換費用や手間も空間づくりのコストとなりますので、フィルター交換の必要がなく、メンテナンスのかんたんなものを選ぶことが重要になると考えます」

ダクト組込型 エアロピュア シリーズD にも注目

医療機器メーカー 日機装のダクト組込型 除菌消臭装置 エアロピュア シリーズD は、空調設備内のダクトに組み込むタイプ。

ダクト内に取り込んだ空気を除菌・消臭し、室内へ放出。清浄化された空気が空調設備を通って室内を循環することで、空気環境を改善。空調設備はそのまま、ダクトの改造工事のみで使える点が特長。

―――オフィス回帰、ABWの広まりを受け、深紫外線LEDと光触媒フィルターを組み合わせによる日機装の エアロピュア シリーズがどこまで普及するか。

日機装は今後、三菱地所ホームが展開する各種施設で、エアロピュア シリーズCを中心とした製品の活用をすすめるほか、施設にとってより適切な空間除菌のあり方を検討し、新製品の開発をめざすという。

◆日機装
https://www.nikkiso.co.jp/

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