ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)、からだポータル、 tiwaki は、3社共同にて「健康寿命延伸プロジェクト」を始動。

ファーウェイ・ジャパンは、300台の『HUAWEI Band 7』を同プロジェクトに寄贈。同製品は今後、健康イベントで参加者が着用する。

多機能で長持ち「HUAWEI Band 7」

ウォッチ部分が約9.99mmの薄さを実現した『HUAWEI Band 7』は、1.47インチAMOLEDカラーディスプレイは大画面で見やすく、かつベゼルが狭いため65%の画面占有率を誇るモデル。

手ごろな価格とコンパクトなデザインながら、その多機能性で好評を博した『HUAWEI Band』シリーズのDNAを引き継ぎ、血中酸素の常時測定、月経周期トラッキング、心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、ストレスモニタリングといった健康管理に役立つ機能を搭載。

また、最大96種類のワークアウトモードに対応し、日々の運動を記録することでモチベーションアップにも役立つ。

その最新版は、HUAWEI TruSport が搭載され、ランナー向けの機能を強化。約2週間持続するバッテリーを搭載しているのもポイント。

高度な健康維持管理をめざす

日本は4人に1人が65歳以上という、世界でも類を見ない「超高齢社会」に突入。人口に占める高齢者の割合は、2025年には約30%、2060年には約40%に達する見込み。

日本の高齢化課題のひとつに、平均寿命と健康寿命(介護などに頼らずに自立して生活できている健康な期間)の差が大きいことが挙げられ、現在国を挙げて健やかな生活習慣形成、疾病予防・重症化予防、介護予防、認知症予防などが推進されている。

からだポータルは、医療機関主催の健康イベントにて、高齢者を中心に各部位の筋力や歩行スピードのデータを収集し、健康管理・指導サービスを実施。

そのからだポータル社が保有するPHR(Personal Health Record)に、tiwaki社の持つ歩行姿勢認識AI、動作認識AIなどのエッジ画像認識技術、そしてファーウェイ・ジャパンのAIプラットフォームとスマートバンドから取得するバイタルデータの活用を合わせることで、さらに高度な健康維持管理をめざす。

今後、からだポータル社主催の各種健康イベントにて参加者が、ファーウェイ・ジャパン提供スマートウェアラブル端末を着用し、その管理データとからだポータル社が測る各種健康データを tiwaki社の画像認識技術によって詳細に分析することで、高齢者の健康管理をより高度に進化させていく。

3社は、同プロジェクトを通して SDGs目標3 「すべての人に健康と福祉を」の達成へ向けて、個々人の健康意識の向上、健康生活への取り組みの活性化のサポートに取り組んでいく。

普通に暮らしていたら健康になっていた、をめざす」

からだポータル 井内伸一 代表取締役は「継続可能な健康管理スキームの確立をめざしていきたい」と、健康長寿社会の実現に向けた思いを語る。

「PPK(ピンピンコロリ)を目指すために必要となる健康管理のルーティン化において、からだポータル社、tiwaki社、ファーウェイ・ジャパンの3社で力を合わせていきたい」

画像認識AIの力で未来の健康管理を変える

tiwaki 阮翔 代表取締役は「ヘルスケアのDX化をめざしていきたい」と今後の目標を語り、同社の持つ画像認識AI技術による、人体骨格検知や転倒転落検知といった先進的な技術を活用し、医療の分野でも医療従事者の負担軽減、病気の治療ではなく防止へ、そして 24時間の健康管理可視化といった、ヘルスケアのDX化にかける思いを伝えた。

テクノロジーの力で健康管理を可視化、生活の質を向上

また、ファーウェイ・ジャパンの新規事業開発部本部 王子田敬一本部長や同社マーケティング部 片山将 部長代理は、「ファーウェイのスポーツ・ヘルスケア戦略は、技術革新を通じて科学的なスポーツと健康管理のための製品とサービスを継続的に人々に提供し、より生活の質を向上させることです。スポーツ・ヘルスケアの分野で、ファーウェイはハードウェア+ソフトウェア+アプリケーション+サードパーティーによるサービスというエコシステムを構築しています。ハードウェアによる正確な健康データのモニタリングから、科学的なアルゴリズムによる分析や記録、健康管理に役立つアドバイスまで、総合的なヘルスケアソリューションをユーザーに提供します」と伝え、ビジネスシーンにも使えるフラッグシップの HUAWEI WATCH GTシリーズ、カジュアルでスタイリッシュな HUAWEI WATCH FITシリーズなどファーウェイの多彩なウェアラブルシリーズについても紹介した。

おすすめ記事