DX推進の鍵となるビジネス部門のデジタルリテラシーを強化すべく、1日または2日の短期集中型で、自己学習ではつまずきやすい理論などの知識分野も含め、専門家の指導により効率的に学習できる、経済産業省推奨 Di-Lite 対応研修コースが誕生―――。
トレノケートは、すべてのビジネスパーソンが持つべきデジタルリテラシーとして、経済産業省推奨 Di-Lite 対応研修コースを提供開始。
この Di-Lite は、「IT・ソフトウェア領域」「AI・ディープラーニング領域」「数理・データサイエンス領域」の3領域すべてに対応する。
各コースとも1日または2日の短期集中型で、自己学習ではつまずきやすい理論などの知識分野も含め、専門家の指導により効率的に学習できる点が特長。
試験対策ではなく、各領域リテラシーレベルの知識習得を重視
ITを活用して事業を変革する DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、企業の成長において重要なファクターのひとつ。
IT活用はエンジニアなどの専門家の存在に加え、自社のビジネスを深く理解するビジネス部門が専門家に的確に要望を伝えられるレベルの知識を備えておくことが最も重要といわれている。
いっぽうで現在提供されている教育サービスの多くは、専門的なエンジニアの育成が目的。この現状のなか、トレノケートでも DX への注目の高まりに応じ、「IT部門以外の社員に対するデジタルスキル教育」に関する相談が増加していた。
こうした背景から、「デジタルを使う人材」としてすべてのビジネスパーソンが身につけるべきデジタルリテラシー範囲である Di-Lite の3つの領域に対応した3つの研修コースを開発し、2月より順次提供を開始。
3月22日より開始するIT・ソフトウェア領域の「ビジネスパーソンのためのITリテラシー入門」を加えることで、そのすべてに対応させる。
(出典:https://www.dilite.jp/)
提供開始コース一覧
各コースとも1日または2日の短期集中型で、自己学習ではつまずきやすい理論などの知識分野も含め、専門家の指導により効率的に学習が可能。
各領域のリテラシーレベルの知識習得を重視した内容で、試験対策に特化したコースではない。
◆IT・ソフトウェア領域(2日間、88,000円)―――ビジネスパーソンのためのITリテラシー入門 ~ITパスポート試験対応~
◆AI・ディープラーニング領域(1日間、55,000円)―――ビジネスパーソンのためのAIリテラシー入門 ~G検定対応~
◆数理・データサイエンス領域(1日間、55,000円)―――ビジネスパーソンのためのデータリテラシー入門 ~データサイエンティスト検定対応~
【トレノケートDi-Lite対応コース】
https://www.trainocate.co.jp/reference/di-lite/index.html
各試験の概要
◆ITパスポート試験―――ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験。ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につく。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施。
◆G検定―――AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験。AIに関する技術的な⼿法やビジネス活⽤のための基礎知識を有しているかを確認できる。一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施。
◆データサイエンティスト検定―――データサイエンティストに必要な実務能力や知識のなかでも、入門やリテラシーレベルを有していることを確認する試験。一般社団法人データサイエンティスト協会が実施。