社会を前進させる情報発信を行うオウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」は、全国 18〜29歳 若年層の男女600人と、比較対象として全国 30〜69歳の男女400人の合計1000人に、「若年層の働き方」に関する調査をアンケート形式で実施。その結果を公開した。

注目すべき結果は、次の3トピックス。その詳細結果をこの先でチェックしていこう。

◆Z世代「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」5割強、「仕事のやりがいより生活重視」約7割

◆「柔軟な雇用形態の推進は少子化対策に有効だと思う」Z世代の7割強

◆Z世代の約8割が「AI(ChatGPTなど)が仕事に関与」に肯定的

Z世代「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」5割強

全国の18歳から29歳までの若年層の男女600人と、比較対象として全国の30歳から69歳の男女400人に、働き方に関して複数質問。

「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」については、18~24歳のZ世代では、「あてはまる」(23.7%)、「ややあてはまる」(31.1%)をあわせ54.8%と半数を超える結果に。

25歳~29歳は50%、30代~60代は47.3%と、若い世代ほど「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」という人が多かった。

「仕事のやりがいより生活重視」約7割

さらに「仕事のやりがいよりも普段の生活を重視したい」については、18~24歳のZ世代では、「あてはまる」(30.6%)、「ややあてはまる」(36.6%)をあわせ67.2%と、約7割が「仕事のやりがいよりも生活重視」と考えていることが明らかに。

また、25歳から29歳では72.8%、30〜60代では72%と、Z世代よりも生活重視の割合が上回る結果に。

さらに「管理職になりたい」かについては、「管理職になりたくない」と回答した人の方が多い結果に。

18~24歳のZ世代では、「あてはまる」(13.1%)、「ややあてはまる」(26%)をあわせ「管理職になりたい」人は39.1%と4割だった。

25歳~29歳は35.2%、30代~60代は22.8%と、若い世代の方が「管理職になりたい」と思っている人は多かった。

「柔軟な雇用形態の推進は少子化対策に有効だと思う」Z世代の7割強

全国の18歳から29歳までの若年層の男女600人と、比較対象として全国の30歳から69歳の男女400人に、「柔軟な雇用形態の推進は少子化対策に有効だと思う」か質問をすると、「思う」(32.9%)、「やや思う」(40.9%)をあわせ、18~24歳のZ世代の7割強が「有効だと思う」と回答した。

いっぽうで、「有効だと思わない」という人は、18~24歳のZ世代で26.3%、25歳~29歳で32.8%、30代~60代で23.5%と、30代以上に比べ、10代20代の若年層の方が多かった。

Z世代の約8割が「AI(ChatGPTなど)が仕事に関与」に肯定的

全国の18歳から29歳までの若年層の男女600人と、比較対象として全国の30歳から69歳の男女400人に「AI(ChatGPTなど)が仕事に関与すること」について質問したところ、「良いと思う」と回答した人は、18~24歳のZ世代で24.6%、25歳~29歳で19.2%、30代~60代で14.5%と若い世代ほど多い結果に。

「良いと思う」「やや良いと思う」をあわせ、18~24歳のZ世代で76.6%、25歳~29歳で76.8%、30代~60代で75.5%と、幅広い年代で約8割となり、肯定的に捉えている人の方が多いことが明らかに。

その理由について、質問をすると「良いと思う」理由では、幅広い年代で「仕事が効率化されるから」が約7割、「自身が苦手なところを補ってくれるから」が約5割に。

「悪いと思う」理由では、18~24歳のZ世代では、「仕事が奪われる可能性があるから」、「仕事をさぼる人がいるかもしれないから」が約5割に、30代~60代では「まだ人間ほどのレベルには達していないから」が約5割だった。

―――BIGLOBE(ビッグローブ)では、現代社会が何を課題と捉え、人々が何を必要としているのかを把握するために、若年から高齢の幅広い人たちに向けて、多様な角度から意識調査を実施中。

今回の調査結果を踏まえ、BIGLOBE は、人と社会の多様な未来づくりに貢献する「SDGs Action by BIGLOBE」を推進していくという。

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