◆一人暮らしをしている女性で、今年度日用品を違う商品に買い替えた人は約半数
◆約3人に1人が日用品を選ぶとき新商品を衝動買いした経験あり
◆日用品を買うとき重視すること「コスパ」「効果・使い心地」
◆この夏新しく買い替えたい日用品は「シャンプー、コンディショナー」

インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は、2024年5月、全国の一人暮らしをしている女性500名を対象に「日用品の買い替えに関する調査」を実施した。

日常的に消耗し、その選び方にも個性が出る日用品。本調査では、どんな基準で日用品を選んでいるのか、買い替えの決め手、新商品を買いたくなるタイミングなど、女性たちの細かな行動基準が明らかになっている。

さらに、夏本番を迎えた今、女性たちが買い替えたい日用品ランキングも発表された。

一人暮らしをしている女性で、今年度日用品を違う商品に買い替えた人は約半数

数多くの選択肢がある日用品。いつも決まった商品を購入している人もいれば、使い切るたびに次はどんな商品を買うか考える人もいるだろう。

2024年4月以降に、違う商品に買い替えた日用品はあるか聞いたところ、半数以上が今年度に入ってから買い替えた日用品があることが分かった。

具体的に買い替えた商品1位は「シャンプー、コンディショナー」(29.6%)、2位は「ボディソープ、ハンドソープ」(19.8%)。

買い替えたものとその決め手についてエピソードを募ったところ、

「以前から気になっていたシャンプーの新商品がセットでお買い得になっていたので購入」(東京都・35歳)
「ボディソープ。いつも使っているものよりも値段が安くなっており、香りも気分転換になると思ったので購入」(北海道・24歳)
「肌のトーンアップだけじゃなく、美白効果がある日焼け止めが新商品として出ていたので購入」(愛知県・31歳)

と、お得さがきっかけになって違う商品に挑戦したという人もいれば、季節に合わせて最適な商品を選んでいる人もいることが分かった。

約3人に1人が日用品を選ぶとき新商品を衝動買いした経験あり

「日用品を選ぶとき新商品を衝動買いした経験がある」という人は、約3割。理由を聞いたところ、3割以上が「品質に期待できたから」(36.9%)と回答した。

新商品が目に入ると試してみたくなる、つい手に取ってしまうという心情には、共感する人も多いのではないだろうか。

理由も鑑みると、ただ新しいだけではなく、品質や価格に価値を感じるかどうかも、女性たちが購入を決めるポイントであるようだ。

日用品を買うとき重視すること「コスパ」「効果・使い心地」

毎日消耗していく日用品。買うときに何を重視しているか聞いたところ、約6割が「コストパフォーマンス」(63.6%)、「効果・使い心地」(59.6%)と回答した。

毎日使うからこそ、コストパフォーマンスと、自分に合った品質の商品であることのどちらも気になるという女性は多いのかもしれない。

この夏新しく買い替えたい日用品は「シャンプー、コンディショナー」

この夏新しく買い替えたい日用品の1位は「シャンプー、コンディショナー」(13.4%)だった。理由としては、気分を変えたい、夏ならではの商品に変えたいという声があった。

■シャンプー、コンディショナー(13.4%)
・季節の変わり目に新しい香りにしたい(東京都・21歳)
・新作を買いたい(山口県・22歳)
・色々なものを試したい気持ちがあるから(埼玉県・25歳)

■スキンケア用品(8.6%)
・夏用にさっぱり系のものに変えたい(東京都・35歳)
・季節によって変えているから(愛知県・24歳)

■日焼け止め(8.4%)
・毎年より品質の良い日焼け止めが発売されているので、良いものに出会ったら買い替えたい(東京都・34歳)
・リニューアルされた商品を見ると変えたくなる(愛知県・36歳)

――一人暮らしをする女性たちが、どのように判断して日用品を選ぶのかが分かった。

季節に合わせて使うものを変えたり、時には新しいものも手に取ったりしながら、自分に合った商品を探している女性は多いと考えられる。

「Qoo10」がセレクトした商品を取り扱う認定ショップ「Qmart(キューマート)」は、2023年12月からオープンしたサービス。

「Qoo10」でのコスメやファッションアイテムなどの買い物とあわせて、日々の暮らしに役立つ生活用品を同一モールでまとめて購入することで、配送コストの削減、注文の手間や時間の短縮につながるという発想から誕生した。

暮らしに必要な商品を幅広く取り揃えており、新商品・新ブランドも順次追加予定とのこと。

より一層生活に寄り添ったサービスが展開されつつあるインターネットショッピングの進化に、今後も注目だ。

おすすめ記事
MSDセミナーで専門医が肺炎球菌ワクチン接種の重要性を解説、死に至るリスクも高いのに高齢者は“ワクチン打ち控え” 接種実施率は14%にとどまる現状に「肺炎球菌ワクチンの接種は医師の勧めが後押しに」
ビジネス
MSDセミナーで専門医が肺炎球菌ワクチン接種の重要性を解説、死に至るリスクも高いのに高齢者は“ワクチン打ち控え” 接種実施率は14%にとどまる現状に「肺炎球菌ワクチンの接種は医師の勧めが後押しに」
がんなどの悪性新生物、心疾患、老衰、脳血管疾患に次ぎ、日本人の死因の第5位にあるのが、肺炎(誤嚥性肺炎を除く)。 しかも、肺炎で死亡する人の...