日本三大清流の長良川(ながらがわ)をはじめ、長良川へと合流する武儀川(むぎがわ)、板取川(いたどりがわ)、そして揖斐川(いびがわ)や根尾川(ねおがわ)と、木曽川水系の清流が走る“清流の国”―――岐阜県。

岐阜といえば、伝統漁法「ぎふ長良川の鵜飼」で知られる“絶品川魚”が体感できる地。

織田信長も愛した鵜飼でとらえた鮎(アユ)も最高だし、こうした木曽川水系清流の上流域でとる、ヤナ場の鮎も、ほかでは味わえない、絶品。

多彩な岐阜のヤナ場、川遊びもできる!

鮎などの川魚を捕まえる漁法のひとつ「ヤナ漁」が盛んな岐阜。

川の流れをせき止め、木杭や竹で組んだ仕かけ「ヤナ」でとれた鮎は、ぴちぴちと跳ね、脂も肉質も絶品。

画像のように、ヤナのうえで川遊びできる店もあるから、子どもたちの川遊び+家族全員で絶品あゆ料理も楽しめる!

揖斐川・根尾川が流れる西濃エリア、長良川・板取川が流れる中濃エリアと、各エリアに多彩なヤナ場があるから、いっしょに行く仲間やシーンにあわせて、いろいろなヤナ場を楽しんでみて↓↓↓
https://www.kankou-gifu.jp/article/detail_129.html

長良川の天然鮎を堪能するならここ!

岐阜駅からクルマで50分、長良川にヤナ場を展開する老舗のひとつが、岐阜県郡上市美並町の、「天然鮎みやちか」。

ここ「天然鮎みやちか」では、すぐ脇を流れる長良川のヤナ場でとれた天然鮎を、最高の状態で料理にするメニューが自慢。

ウッドデッキやテラスの席もあるから、長良川のせせらぎ、涼しい風を感じながら、絶品あゆ料理を体感するのも、あり!

暑い日には、全面ガラス張りでクーラーが効いた店内でもいい。

ヤナ漁は8月上旬~10月末予定。食事をオーダーした人は、ヤナ遊びもOK!

夏は天然鮎料理、冬はしし鍋など天然の素材にこだわった料理を、家族みんなで楽しんで。

ちょっと鉄分も補給♪

「天然鮎みやちか」で長良川と天然鮎を思いっきり体感したあとは、鉄分補給もいい。

鉄道好きは、長良川沿いに岐阜市方面へクルマで15分ほどいくと、旧名鉄美濃駅に行くことをおすすめ。

大正期の姿を残す旧名鉄美濃駅の駅舎をはじめ、廃止した名鉄 美濃町線 新関~美濃の鉄路の面影も、ひっそりと……。

そして! 長良川右岸の県道沿い、美濃観光ヤナちかくには、謎の車両保存が!

しかも、修繕途中でこれからきれいになっていきそう……。

このくるまについては、中日新聞 2023年12月3日「金沢ー岐阜ー福井ー白山ー高岡ー美濃 流浪の金沢市電“終着” 解体寸前、修復に名乗り」に詳しく記されてるから、気になる人はチェックしてみて。

岐阜初の第8回東アジア農業遺産学会開催

流域の食や伝統文化、歴史、経済と深く結びつき、長良川の豊かさをあらわす象徴といわれている、長良川の澄んだ水のなかで育つ鮎。

この長良川の鮎は、流域に暮らす人びとの生活、水環境、漁業資源が相互に深く関わり循環する仕組みが世界から評価され、世界農業遺産「清流長良川の鮎」(里川における人と鮎のつながり https://giahs-ayu.jp/)に登録された。

これは、日本が世界に誇るべき「里川」のシステムと呼べるもので、「長良川(里川)のシステム」が世界に認められたかたち。

ことし8月には、日本・中国・韓国の世界農業遺産認定地域と交流し、研究成果や取り組み成果の共有を図ることを目的に、岐阜県で初の第8回東アジア農業遺産学会(ERAHS)を開催。

日中韓の専門家たちも、現地を視察しながらこの長良川システムを体感するほど、いま「清流長良川の鮎」を全身で感じられる観光が国内外から注目を集めている。

長良川流域でスタンプ集めよう!

そして、この長良川流域で香り高い鮎が育つ岐阜県では、「清流の国ぎふ 鮎を食べよう! キャンペーン」を11月29日まで実施中。

岐阜県の長い歴史の営みの中で培われた奥深い鮎の食文化を体感する「鮎料理フェア」や、「BBQで鮎を食べよう!」などを展開中だから、公式サイトをチェックして現地に行ってみて↓↓↓
https://ayu-sp2024.giahs-ayu.jp/

さらに、この「鮎料理フェア」にあわせ、8月20日までスタンプラリーも実施中。

5スタンプごとに獲得できる「抽選券」で、長良川の逸品がゲットできるから、気になる人はトライしてみて↓↓↓
https://ayumeguri.jp/tours/29809

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