キユーピーと三菱商事の共同出資で1999年に設立し、野菜の鮮度とおいしさにこだわり、洗わずにそのまま食べられる「パッケージサラダ」を製造・販売するサラダクラブが、野菜の日(8月31日)にあわせ、野菜とサラダに対する意識調査「サラダ白書2024」を発表した。

サラダクラブは、利便性と価格が一定という経済性が評価され、需要が拡大しているパッケージサラダ市場で、国内最大のシェア(金額)を占め、販売店舗数は1万7995店(2023年11月現在)をマーク。

今年は、「野菜に対する意識・摂取状況」「パッケージサラダ」「美容と食生活に関する意識」について、全国20~69歳の男女2060人にWebアンケート調査を行ったところ、次のような結果が明らかに。

◆ 美容のために意識していること 男性「運動」が上位 女性は「食生活」や「スキンケア」が上位

◆ 美容のために食べている野菜 1位「キャベツ」2位「トマト・ミニトマト」3位「ブロッコリー」

◆ 美容のために食生活で意識していること 1位「野菜を多くとること」 過半数の人が美容のために野菜の摂取量や食べる順番を意識

◆ パッケージサラダの「千切りキャベツ」は「買い置きする」が「その日の内に使う」を上回る

◆ 野菜不足解消に利用したい商品 「パッケージサラダ」が3年連続1位に

◆ パッケージサラダを利用したい人は55.7%で2013年以降、最高値

女性は「食生活」を意識

美容のために意識していることについて尋ねたところ、1位が「睡眠」(44.1%)で、「食生活」(37.7%)、「運動」(31.8%)と続いた。

男女別でみると、1位は変わらないものの、男性では2位が「運動」であったのに対し、女性では2位が「食生活」、3位が「スキンケア」、4位が「水分補給」、5位が「入浴」となり、「運動」は6位とかなり下になった。

美容のために食べる野菜1位「キャベツ」

美容のために食べている野菜についてたずねたところ、1位が「キャベツ」(34.7%)で、「トマト・ミニトマト」(34.5%)、「ブロッコリー」(30.1%)と続いた。

男性では約半数の人が「あてはまるものはない」(45.9%)と回答しているのに対し、女性は約3割に留まり、女性の方が美容への野菜摂取意識が高いことがわかる。

美容のために意識1位「野菜を多くとる」

美容のために食生活を意識していると答えた人を対象に、どのようなことを意識しているかたずねたところ、1位が「野菜を多くとること」(62.1%)となり、「栄養バランス」(59.7%)、「野菜から食べる」(54.3%)と続いた。

過半数の人が、美容のために野菜の摂取量や食べる順番を意識していることがわかった。

「千切りキャベツ」は「買い置きする」

パッケージサラダを1年以内に利用した人を対象に、「千切りキャベツ」のパッケージサラダ購入時の使用タイミングについてたずねたところ、「買い置きする」と答えた人(46.6%)が、「買った日のうちに使う」(44.8%)を上回った。

「買い置きする」と答えた人は、男性20、30、50代、女性20代、二世帯(親子世帯)が他の世代に比べて高い結果に。

―――サラダクラブの「千切りキャベツ」は消費期限が加工日に加え5日と鮮度が長持ちすることから、もっと便利に野菜を食べられるように、冷蔵庫にストックしてさまざまな料理に使えることを提案している↓↓↓
https://www.saladclub.jp

「パッケージサラダ」が3年連続1位

野菜不足解消に利用したい商品(1-3位計)は、「パッケージサラダ」(52.1%)が最も多く、「出来合いのサラダ」(42.9%)、「野菜ジュース」(36.2%)と続いた。

2015年から同様の意識調査をするなかで、「野菜ジュース」が長年継続的に1位だったのが、2022年に初めて「パッケージサラダ」が抜き、今年で3年連続1位に。

パッケージサラダのニーズ、年々高まる

パッケージサラダの利用意向についてたずねたところ、55.7%と過半数の人が利用したいと答え、同じ設問を開始した2013年以降最も高い結果に。

―――サラダクラブは、産地からご家庭までのフードロスを低減し、サステナビリティへの取り組みを推進中。

産地との安定的な取引や増量企画を通じた、持続的な生産体制の維持や産地廃棄の削減や、工場内で発生した野菜の未利用部を堆肥の材料にし、それをもとにつくられた堆肥を使用して野菜の栽培を行う循環型農業の実現もめざしている。

また、パッケージサラダの鮮度保持延長の実現により、家庭・販売店での消費期限切れにともなう廃棄の低減などにも取り組んでいる。

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