大和証券グループで、日本国内唯一の ETF 専門資産運用会社 Global X Japan は設立から5年が経ち、運用資産残高は4000億円に迫り、新規上場本数は4年度連続1位を獲得。

9月5日にザ・キャピトルホテル東急で「Global X Japan 5th Anniversary Conference」を開き、同社 姜昇浩 代表取締役社長、大和総研 中曽宏 理事長、俳優 宇垣美里、ティモンディ前田裕太・高岸宏行らが登壇し、ETF のトレンドや最新統計などを共有した。

成長テーマ型・コア型・インカム型などを提供

Global X Japan(グローバル・エックス・ジャパン)は、2019年9月に大和証券グループ本社・大和アセットマネジメント・米国 Global X Management Company Inc.の合弁会社として設立され、設立当初からいまも「日本で唯一のETF専門資産運用会社」として存在感を高めている。

設立以降、ETF先進国である米国の知見を取り入れ、成長テーマ型・コア型・インカム型などの、特長ある ETF を提供してきた。

その結果、運用資産残高は5年間で4000億円に迫る勢いで成長。これまでに東京証券取引所に合計47本の ETF を上場させ、新規上場本数は4年度連続で1位を獲得した。

そこで、同社商品のなかの、「グローバルX 半導体関連-日本株式ETF」(2644)と、「グローバルX 半導体ETF」(2243)に注目してみよう。

グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF

ETFグループ「成長テーマ」のなかの「グローバルX 半導体関連-日本株式ETF」(2644)は、半導体関連事業を行う日本企業を通じて高い成長可能性への投資機会を提供。

従来の業種やビジネスにとらわれず、新しいテーマを追い求め、制約にとらわれないアプローチもポイント。

また、一回の取引で、テーマに沿う複数の企業にアクセスでき、高い効率性も特長だ。

グローバルX は、「グローバルX 半導体関連-日本株式ETF」(2644)商品の特長について、次の5点をあげている。

1. 日本の半導体関連企業に厳選投資
2. 時価総額、流動性基準で銘柄をスクリーニング
3. 半導体関連事業の占める売上高比率により企業を抽出
4. 年に2回、1月と7月に銘柄入替・リバランス
5. 浮動株時価総額ウェイト

グローバルX 半導体ETF

「グローバルX 半導体ETF」(2243)は、半導体関連事業を行う米国上場企業を通じて、高い成長可能性への投資機会を提供。「グローバルX 半導体関連-日本株式ETF」(2644)と同じく、制約にとらわれないアプローチ、高い効率性も特長。

その特長は、次の4点だ。

1. 半導体関連の代表的な指数であるフィラデルフィア半導体株指数を採用
2. 指数と同様、米国上場の半導体関連の30銘柄に厳選投資
3. デジタル化の進展にともない半導体の重要性は増加
4. 年に1回、9月に銘柄入替、年に4回、3.6.9.12月に組入銘柄のりバランス

「ETF のほうが始めやすい気も」

―――9月5日にザ・キャピトルホテル東急で開催された「Global X Japan 5th Anniversary Conference」では、大和総研 中曽宏 理事長が「歴史的転換点にある日本経済 待ち受ける課題と展望」と題し基調講演。

ティモンディ前田裕太は、「S&P500 を買ってます。(個別株より)安く買えるというのがいいですよね。さらに ETF のほうが始めやすい気もします。基本的に置いておくものと考えれば、乱高下したときも慌てないですみますしね」とも伝えていた。

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