京懐石「美濃吉」は1716年(享保元年)に腰掛茶屋から始まり、後に京都所司代の許可を得て川魚生洲八軒の内の一軒として、300有余年の永きにわたり商いを続けてきた。2026年には創業310年を迎える、まさに伝統的な京料理を現代に伝える老舗だ。
そんな美濃吉が300年の歴史の中で初となる全国規模の企業コラボの相手に選んだのは、岡山県に本社を置く「サンマルクカフェ」。
サンマルクカフェは1999年に東京都中央区に1号店をオープン。全てのパン、サンドイッチを店内で手作りするベーカリーカフェは、「チョコクロ」を始めとする人気商品を焼きたての状態で提供する。
25周年を機に「ベーカリー」機能の強化やセルフレジ・デジタルメニューボードの導入などを積極的に行うサンマルクのチャレンジングな姿勢が、「伝統は革新の連続である」と考える美濃吉と共鳴し、今回のコラボに繋がった。
美濃吉が監修した和のメニューは、「プレミアムチョコクロ 京のはんなり白あん大福」など4商品。いずれも2024年12月26日(木)からの提供となる。19日に都内で開かれたマスコミ向けの試食会では、京都から本物の舞妓が参加し舞を披露する場面もあった。
「プレミアムチョコクロ 京のはんなり白あん大福」
柔らかなおもちを、京白味噌を加えたなめらかな白あんと一緒にクロワッサン生地で包み込み焼き上げたプレミアムな逸品。
白あんの上品な甘さと京白味噌の塩味があいまった、コクのある甘さに加え、表面のぶぶあられがカリッとした食感を提供する。「大きな福」を招くよう願いをこめた、お正月にぴったりの商品だ。
[価格] 390円(税込)
[販売期間]2024年12月26日(木)~
※予告なく販売を終了する場合がございます。
「京いちご大福スムージー~ぶぶあられと京仕立て小豆~」
いちごの酸味と小豆の上品な甘さ、お餅のもちもち食感が融合し、いちご大福のような味わいが楽しめるスムージー。煮小豆と京白味噌が織りなす、サンマルクカフェでしか飲むことのできない京仕立ての味わい。
[価格]720円(税込) ※ソフトクリームなし:670円(税込)[サイズ]Mサイズ
[販売期間]2024年12月26日(木)~2025年1月23日(木)
※予告なく販売を終了する場合がございます。予めご了承ください。
「京おしるこおもちラテ~ぶぶあられと花びらもなか~」
京白味噌を加えた十勝産のつぶあんの優しい甘さとミルクのコクが混ざり合った、口当たりまろやかで奥深い味わいのおしるこ。ぶぶあられと花びらの形をしたもなかをトッピングし、京都らしさとお正月らしさの両方を表現した。時間とともにとろけ出すお餅をスプーンですくって楽しんで。
[価格]590円(税込)[サイズ]Sサイズ
[販売期間]2024年12月26日(木)~2025年1月23日(木)
※予告なく販売を終了する場合がございます。予めご了承ください。
「京わらび餅&京仕立て小豆のお抹茶みやびパフェ」
京きな粉のわらび餅や抹茶ソースがサンマルクカフェオリジナルのソフトクリームと相性抜群なスペシャルパフェメニュー。濃厚な抹茶ソースの香り高く上品な苦味と京白味噌を加えた十勝産のつぶあんや花びらもなかの甘み、ソフトクリームのコクを同時に楽しめるメニューとして、お正月に彩りを加える。
[価格]720円(税込)[販売期間]2024年12月26日(木)~2025年1月23日(木)
※予告なく販売を終了する場合がございます。予めご了承ください。
写真:舞妓さんとともにコラボメニューを掲げるサンマルクカフェ 鎌田滋之社長(左)と美濃吉 佐竹洋吉社長(右)