猛暑が続く日本の夏。屋外での業務が多い警備員の方々は、特に熱中症のリスクに晒されています。
そんな中、システム開発を手がける株式会社PROCANが、現役警備員131名を対象に実施した「熱中症対策実態調査」の第2弾が発表されました。
【参考】
20代の3人に2人が「熱中症」経験あり…警備員の猛暑対策、その意識と現実のギャップとは?
今回の調査では、現場で求められる「装備面の支援」や「支給の実感」に焦点が当てられ、興味深い実態が浮き彫りになりました。
ファン付き作業着、支給と自腹がまさかの拮抗!
調査によると、企業側では「水分補給の声かけ」や「定期的な休憩時間の確保」「塩タブレットの配布」といった基本的な熱中症対策は進んでいるものの、高額なファン付き作業着については、「会社から支給」が33.6%、そして「自費で購入」も同率の33.6%という結果に。企業の取り組みが進む一方で、個人の負担に委ねられているケースも少なくない現状が浮き彫りになりました。
支給希望アイテムNo.1は「冷感スプレー」!
では、現場の警備員が本当に求めているアイテムは何でしょうか?最も支給してほしいアイテムとして挙がったのは「冷感スプレー(45.0%)」でした。次いで「冷却シート(39.7%)」、「クールネックリング(38.2%)」が続きます。
さらに興味深いのは、経験年数によって支給希望アイテムの傾向が異なる点です。これは、経験豊富なベテランほど、より実用的なアイテムを求めている可能性を示唆しており、「一律の支援」ではなく、現場ごとのリアルな声に耳を傾け、個々のニーズに合わせた柔軟なサポートが求められていることが明らかになりました。
現場の悩みは多岐にわたる!
「今年の現場で困っていること」を尋ねたところ、「暑さそのもの(35.9%)」が最も多かったものの、「飲料の確保」「休憩スペースの不足」「作業時間の長さ」「支給品の不足」など、ほぼすべての項目が3割前後の回答率となりました。この結果は、熱中症対策における課題が単一ではなく、複数の側面で同時に存在していることを示しています。
今回の調査を通じて、警備業界における熱中症対策は、基本的な意識共有が進む一方で、装備品の支給状況や個人のニーズ、現場での多様な困りごとといった点で、企業と警備員の間で認識のばらつきがあることが示されました。
株式会社PROCANでは、こうした課題解決をサポートするため、警備業界に特化したクラウド型管制システム「プロキャス警備」を提供しています。
「プロキャス警備」は、シフトや勤務時間の管理を通じて現場の稼働状況を見える化し、勤務の偏りや負担を軽減することで、無理のない体制づくりと暑さ対策を支援します。
熱中症対策グッズが当たるプレゼントキャンペーン実施中!
日々の業務で奮闘する警備員の方々へ感謝を込めて、「熱中症予防 声かけプロジェクト」に賛同するプロキャスより、「熱中症対策詰め合わせグッズ」が抽選で5社に当たるプレゼントキャンペーンを実施中です。ファン付き作業着や冷感スプレーなど、夏場の現場で役立つアイテムが詰まっています。
応募期間は2025年7月22日(火)10:00~8月8日(金)23:59まで。警備業を運営する企業・団体が対象です。この機会にぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
【応募フォーム】
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