2010年から10年以上にわたり、スティック市場で売上金額No.1を誇る「ブレンディ」スティック。
この「ブレンディ」がリニューアルを遂げて新登場するということで、20年におよぶロングセラー商品「ブレンディ」スティックのこれまでの歩み、コロナ禍での存在感、市場を牽引してきた背景と今後の展望などについて、味の素AGF 竹内秀樹 代表取締役社長、味の素AGF株式会社 コンシューマービジネス部 桐山雅亘氏が話してくれた。
累計販売杯数144億杯のロングセラー商品になるまで
《「ブレンディ」スティック》シリーズの始まりとなる《「ブレンディ」スティック ミックスコーヒー カフェオレ》が発売されたのは、いまから20年以上前の2002年2月。
コーヒー、ミルク、シュガーがワンパックになり、1杯分をはからなくてもお湯を注ぐだけでよりかんたんにカフェオレを楽しめるスティック状の商品として開発。
AGF 調査で、普段コーヒーを飲用する人のうち67%がマグカップで飲用していることがわかったため、その結果をもとに業界で初めて、マグカップサイズ(180ml)で商品設計し、たっぷりおいしく楽しめることをポイントに商品を発売してきた。
当時はまだ生活者の間に“スティック”商品が広く認知されてなく、また何がミックスされているのかわかりづらいという声もあった。
いっぽうで、ユーザーからは「スティックが持つ3つの価値」が評価され、スティック市場は徐々に拡大していったという。
13年連続売上金額&販売杯数No.1、不動のカテゴリーリーダーに
発売から約20年、AGFはスティックの良さを伝え続け、常に生活者の変化に合わせて商品を改良し、ココアや紅茶などコーヒー以外のフレーバーもラインナップに加え、バラエティを広げることでさらに市場を拡大してきた。
2015年には、新パウダーを開発することでおいしさを引き上げながら、容器包装の「コンパクト化」を実施し、環境負荷低減にも取り組みながら、2022年度にはついに累計販売杯数144億杯を突破。
2010年8月以降、現在に至るまで《「ブレンディ」スティック》シリーズは、13年連続売上金額・販売杯数ともにNo.1を維持し、カテゴリーリーダーとして不動の地位を確立している。
全フレーバーに一言メッセージ、不安な気持ちに寄り添い
カフェオレからスタートした《「ブレンディ」スティック》シリーズ。
2010年ごろには、紅茶やココア、抹茶など、コーヒー以外のフレーバーもラインナップに加え、バラエティを広げることで多様なユーザーニーズに寄り添い、現在では全16種のバラエティ豊かなフレーバーをラインナップ。
2019年以降は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、生活者を取り巻く環境が大きく変化。
外出自粛を強いられ、企業では在宅ワーク、学校はオンライン授業が導入され、先が見えない不安や自粛に対するストレスを感じる生活者が増加した。
「メッセージにホッコリ、気持ちも優しくなれます」
そのような状況を受け、ユーザーに少しでも明るく前向きな気持ちになれるよう、2016年から《「ブレンディ」スティック》シリーズの一部のフレーバーで実施していた一言メッセージデザインを、2021年から全フレーバーに対象を広げると、こんな声が寄せられたという。
「言葉がいつも刺さる。絵文字がこんなにも生活者を豊かにしてくれるんだと感動しました」(20代 女性)
「袋に書いている言葉で二倍も三倍もおいしく感じます」(70代 女性)
「コロナで心身共に疲れ果てていて、メッセージにホッコリ、気持ちも優しくなれます」(30代 女性)
「わたし好みのオレにしよう。」をキーメッセージに新展開
こうした、生活者の不安な気持ちやストレスフルな日々に寄り添い続けてきた《「ブレンディ」スティック》シリーズが、パッケージデザインを刷新。
16種類の豊富なフレーバーバラエティで生活者の多様化するニーズに応えていく。
同時に、「わたし好みのオレにしよう。」をキーメッセージに、新TVCMやWEB媒体を活用しながら《「ブレンディ」スティック》シリーズが提供するバラエティ価値、楽しさ、ワクワク感を伝達するプロモーションを展開し、ユーザーにその価値を伝えていくというから、その最新情報は公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
https://www.agf.co.jp/lineup/stick/