卵かけご飯に目玉焼き、たまごサンド、オムレツ……。毎日、どこかで食べてる鶏卵。

この鶏卵の世界で、初めて機能性表示食品と認められた卵があるって知ってる?

その名も「伊勢の卵」。鶏卵業界最大手といわれるイセ食品の新商品。

イセ食品は10月17日、鶏卵についての記者説明会を実施。イセ食品 伊勢信彦会長をはじめ、早稲田大学 理工学術院 柴田重信 教授、イセたまご研究所 島崎弘幸 所長、同 山下真由子 管理栄養士が登壇。伊勢の卵に秘めたメカニズムと、卵のトレンドについて説明した。

卵で中性脂肪が下がるという衝撃

機能性表示食品「伊勢の卵」の最大の特長は、中性脂肪値を下げる機能があるというEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれている点。

EPAやDHAというと、魚に含まれてる栄養素と思いがち。それもそのはず。この「伊勢の卵」は、鶏に、EPA・DHA を含む魚粉や高純度に精製した魚油を配合した飼料を与えてるんだって。

で、1日当たりの摂取目安量といわれる卵2個に、EPAが39mg、DHAが352mg含まれていて、この量で中性脂肪値を下げる効果が期待できるとか!

しかも黄身に青魚の旨味が詰まった濃厚な味わいも、普通の卵にはない特長なんだって。

体内時計リセットや筋肉維持にも、DHA・EPA入り卵!

そもそもEPA・DHAって? EPA・DHAは、肝臓での余分な中性脂肪の合成を抑制する機能と、血中の中性脂肪の分解を促進する機能を持っている。だから中性脂肪値を下げる機能がある、と。

そして「朝の卵かけご飯はとくにいい」と話すのは、早稲田大学 理工学術院 柴田重信 教授。

「まず朝食による抹消時計のリセットには、デンプンとタンパク質がいい。朝食に不足するタンパク質が筋肉保持にもいい。また、卵に含まれるDHAやEPAが体内時計をリセットしてくれる。さらに魚油を摂取するとコレステロールや中性脂肪を低下してくれる」(柴田重信 教授)

―――なるほど。そんなにすごいのか DHA・EPA入り卵! 「伊勢の卵」がほかの卵とぜんぜん違ったパワーと旨味を持っていたとは。

ちなみに、10月から「機能性表示食品 伊勢の卵」の新TVCM「ふつうじゃないたまご」A篇、B篇(各15秒)がオンエア! 11月1日までのオンエアで、YouTubeにも公開されてるから、その世界観と機能性についてをまず動画でチェックしてみて。

tokyochips編集部

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